スラムダンクから学ぶ夢の叶え方

スラムダンクの映画を観に行ってまいりました。
子どもの頃から大好きな作品ですが、まさか約25年の時を経て劇場で観れる日がくるとは思いもよりませんでした。

何事も常識に囚われていてはいけませんね。

以下、若干映画のネタバレを含みますのでご注意ください。 



噂では映画の主役は子どもの頃から私のイチオシのリョータ君。
しかも、最もアツくて人気のある山王戦。

これは観ないわけにはいきませんでした。

観に行ってみると、

夢を叶えるエッセンスが散りばめられていて

もう最高でした!

これは、叶えたい夢や願いはあるけれど、なかなか叶えられない、という人に伝えない訳にはいかない!

そこで、原作スラムダンクと映画「THE FIRST SLAMDUNK」の見どころを解説しながら、夢の叶え方をざっくり紹介していきます。

スラムダンクとは

スラムダンクとは言うなれば常識破りの作品です。
ヤンキー高校生桜木花道が、常人では考えられない天才(?)的な活躍で勝利をもぎ取っていく、固定概念の枠をぶち破る爽快感がたまらないバスケット漫画です。

夢の叶え方①

根拠なく自分に自信を持つ。

「天才ですから」

SLAM DUNK 31巻

こちらは花道君が普段からよく口にする言葉です。
試合で窮地に立たされても、臆せず周囲に言い放ちます。

正直、よく言うなあと、このセリフを聞くたび、子ども心にも驚きと気恥ずかしさが込み上げたものです。

しかし、今、大人になり、よく言えるなあと、花道君の心からの自信や自らを奮い立たせる気概に、思わず賞賛してしまいました。

子どもっぽいとも言えますが、自分に自信があり、精神的に強くないと、土壇場で口から出せない言葉です。

こんな大それたこと、失敗したり、恥をかくことを考えると怖くて言えません。

それが「凡人」の「ふつう」なのかもしれません。

しかし、

自分に対する根拠なき自信
湧き上がってくる心からの叫び

この本当にしたいことを自分にさせてあげることが、手にしたい未来を掴む鍵の一つです。

あなた自身の経験に 最も大きな影響を及ぼすのはあなたである。

エイブラハム

花道君は失敗の連続で退場王になっても、言葉の通りスーパープレイを決めて、チームに勝利を呼び込みます。

夢の叶え方②

眠る前になりたい自分を思い描く。

湘北高校バスケ部の赤木キャプテンは、弱小チームであるにも関わらず、一年生の時からずっと、湘北が全国行きの切符を手にするところを、夜寝る前に夢に描いていました。

こちらは潜在意識という夢を叶えてくれる場所に、願いを刻印するのに有効な手段だといわれています。

世界で成功を収めている多くの人は皆、眠っている間に意図的に潜在意識に働きかけています。

Benjamin P. Hardy

夜寝る前に、瞑想の時間を少し取りましょう。

Benjamin P. Hardy

しかし、日々のマイナスな出来事に呑まれると、雑念に頭を占領されて、わかってはいてもなかなかできることではありません。

赤木君はそれをやり続けました。
何年間も試合に負け続けても、周りに嫌味を言われてもやり抜きました。

弱いとこは勝てない

本当にそうでしょうか

赤木君が三年生になったとき、やんちゃだけど能力は抜群のメンバーが湘北チームに何故だか集い、全国に行けました。

勝って当たり前

こう言われていた日本一の強豪校も、赤木君率いる湘北に負けました。

これは彼が心折ることなく、不屈の精神で夢を描き続けたからこその結果です。

夢の叶え方③

希望を捨てない。

「諦めたらそこで試合終了ですよ」

SLAMDUNK  27巻

こちらは湘北高校の監督安西先生の有名な言葉です。

こちらの言葉は無理だと諦めていた選手に勝利をもたらしました。

だけど、そうは言っても、諦めずに頑張っていても、

よくならない、
何も変わらない、
それどころか悪くなる、

そんなこともあると思います。

何も変わらないのに、頑張り続けるなんて無理、苦しい状況がいつまで続くの、と。

だけど、

試合(=人生)は生きている限りどうなるか分かりません。

私は以前から湘北の5人の中で、小柄で常識的なリョータ君が一番「ふつう」に見えて好きでした。

どこにでもいる人、という感じで安心感と共感を持ったものです。

映画では、彼が生きることの残酷さに打ちのめされていました。

拭いきれない罪悪感、
追い越せない背中、
振り払えない恐怖、
託された大きすぎる夢、

それらをリョータ君がバスケを通して乗り越え、勝利と本来の自分を掴むところが力強く描かれていました。

リョータ君にもバスケをすることが辛い時期がありました。
やめてしまった方がいっそ楽だったでしょう。
だけど彼は躓きながらも、休みながらも好きなバスケをし続けました。

彼は諦めずに生きたんです。

映画を観た方はみんな同じだと思いますが、あのラストは目を見張りました。

こんなことあるの!
こんなのありなの!!

思わずスクリーンに目が釘付けになりました。

「ふつう」に考えたら有り得ないことがリョータ君に起こりました。

過去の自分を乗り越え、異次元だと思っていた新しいステージに立つ姿がありました。

「諦めたらそこで試合終了ですよ」

SLAM DUNK 27巻

こちらの言葉が私の頭をよぎりました。

本当にそうです。

終わるまで何が起こるか本当に分からないんです。

人は誰しも毎日失敗の連続で、成功するまでが負けのように感じます。

しかし、それでもなお立ち上がって勝利を手に入れる覚悟を決めた人にしか訪れ得ない場所があります。

だけどそれは特別な人じゃなく「ふつう」の人にも授けられている、誰もが持っている力で行けます。

夢の叶え方④

大好きなものがある。

「バスケットはお好きですか」
「大好きです」

SLAM DUNK  30巻

このセリフがスラムダンクで一番好きです。

バスケが本当に好きなんだと伝わってきます。

映画では、リョータ君も愛するバスケをすることで地獄のような日々から這い上がり、苦し過ぎる現実を生き続け、抱いていた夢を達成しました。

あなたには大好きなものはありますか?

きっとその「大好き」はつらい日常や過去の傷を乗り越えさせてくれるパワーを秘めていて、諦めずに立ち上がる力をくれるはずです。

そしてそれは夢や願いを叶えながら、あなたがまだ見たことがない幸せな未来に連れて行ってくれるでしょう。

まとめ

こちらをご覧いただいているあなたには夢があると思います。

叶わないかもと不安になることもあるでしょう。

しかし、今は叶わないと思っても、たとえそれが遠すぎるものに感じても、あなたが夢を抱いた時点で叶う未来が待っています。

大丈夫!

ぜひ今を楽しんで、大好きなことをしながら、夢や願いを叶えていってくださいね。

全宇宙があなたの望む全てのものを与えようとして働きかけている。

エイブラハム

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