メンタルクリニックでの診療記録

かかりつけのメンタルクリニックの先生に
はじめて父親と絶縁した報告をした。

結局、父親からなんの返事もなかったので
返事がない場合は絶縁します
という宣言どおり、絶縁するに至った
ということを話した。

先生は
『お父さんは、あなたが今も苦しい、という感覚がわからない人なんだね』
『ある意味かわいそうな人なんだよ』
と言っていた。

私は絶縁できて以降
なんとなく無気力になっているということを伝えた。
返事をしないと絶縁すると言っていたのに
結局返事が無いということは
私は『絶縁してもいい存在』だった
ということなので
父親の本心・本性がわかってスッキリした
ついに本性を出したなとスッキリした反面
ショックだったのかなんなのか、無気力な気持ちになるのだ。

先生は『それが虚無感だ』と言った。
今まで期待があった、希望があったものが
実は開けてみたら空っぽだったのだ。
なんとも言えない気持ちである。

あとは、自分で出来る限りのことはやったはずなのに
フラッシュバックは終わらないという相談もした。
先生は『やはり、その時の自分自身に感謝が大事』なのだと言った。

なるほど、フラッシュバックの際
その時の悪い出来事ばかりにフォーカスし過ぎず
その時頑張って耐えてくれた自分自身にありがとうの気持ちを持つことにフォーカスする
今まで自分の中になかった考え方だ。
すごく良い気づきになった。
このような考え方を今度からやってみようと思う。

最後に、次の診療は1ヶ月後だが、
『辛くなってしまったらスケジュールねじ込むからね』と言ってくださった。
その優しさや気遣いが本当にありがたい。
良い先生に巡り会えて、自分は幸せ者だ。

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