「週初め、株と為替、だいたい予想の線で進んでます」ジャクソンホール・ショックは?インフレはそう簡単におさまらない、、、
一昨日、本コラムでの予想ですが、
本日8/22週初めは、だいたい予想の線で進みました。
日経の「ジャクソホール・ショックはあるか 予測の神様は催促」との記事が出ていますが、およそこのコラムで述べてきた線での論調に終始しているようです。
現局面は、ウクライナショックから3月末まで戻してきていた相場が6月の0.75%ショック前まで戻してきたところに似ている、と言っています。これは本コラムで述べてきた線と中身として一致しています。実際、FRB関係者は先週末利上げタカ派の声が強い形で出てきたと思います。
その声が6月の通り呼び水であればで少し厳しめの考え方をジャクソンホールでパウエルは出してくるのでしょう。
実際、現段階で、QT(量的引き締め)は2カ月経過したけれど、十分な引き締めに至っておらず、今後予定通りの引き締めであればかなり急激な引き締めになりそうだとのこと。さらに現在短期と長期の金利が逆イールドであり、長期金利引き上げは必至であるとのことならば、その蓋然性はかなりありそうです。
やはりインフレ圧力はかなりあるのでしょう。
また、いつも引用させていただいています、豊島逸夫さんも、本日8/22の記事で「いよいよジャクソンホール 市場の本音とは」で、
三万四千ドルまでダウが戻して、さてこの先はというと、
これからの利上げこそ本当のインフレとの闘いで、リセッションとのせめぎ合いをどう軟着陸させるか、ファンドマネージャーたちも戦々恐々だけれど、インフレ抑制とリセッションの抑止の両立の難しさに困っている様子が伺えます。
ただ、株価が戻し過ぎている、インフレは収まりそうにない、雇用は極めて堅調である、という点から、やはり利上げ継続は不可避ではないかと私は思います。
一方で、今朝Chinaが利下げを発表しました。外貨頼みのChinaとしてはもう打つ手がないのでしょう。非常に厳しいところだと思います。
米中戦争はこういうところで金融的にカジを切るのか、手は当然米国側、国際金融筋側にあり、やはリそういう意味でも利上げだと思われるのですが、、、、
以上、勝手なことをクダクダと申し上げました。
私の結論としては、少し利上げ方向に厳しめの発言が出てくるのではないか、という予想でこれまでと変わりはありません。
さて、どうなることやら、、、、
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