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73 ミニマリストとの出会いと特別支援教育 

私がミニマリストという言葉に出会ったのは、YouTubeです。
ミニマリストという人々がミニマルな生活を送っている様子が
動画としてアップされていました。

家は片付けられているというか、何もない…

自分の持ち物すべてを数えていて、全部合わせて100個ない
人も。基本的に、ストックや予備のものを持たないようにし、
1軍のもので全て生活をするのだと話していました。

「これだ!」

もともと、浪費家な私は、
独身時代は水道代が引き落としできないくらい
残高が足りなかったこともしばしば。

そんな自分が、
ミニマリストの必要最小限のもので
暮らす人々を見て、
「自分もこんな生活を送ってみたい!」
と思い、さらにミニマルな生活が加速していきました。

メルカリを活用し、不要な物を売りさばくことに。
まずはバッグ。
使いもしないのに
「高かった」
という理由でずっと持ち続けていました。
バッグはリュックサック1つ、ショルダーバッグ1つの
計2つになりました。ビジネスバッグは奥さんと共用です。
バッグを皮切りに、売れないものは、とことん捨てる。
メルカリのおかげで、価値のあるものを見極め、
購入するようになってきました。
(だって、価値あるものを持ってれば、後で売れるからね!)
洋服はクローゼットに入っているだけ。
衣替えの必要がなくなりました。
靴はスニーカー1足、革靴1足、学校に室内用と外用で1足ずつ、
計4足です。

教育書は本当に読みたいものは本で持っていますが、
それ以外は全て裁断してPDF化。
研修会資料もすべてPDFにしてすぐに処分しています。
なんせ、学校のプリンタのスキャン機能がえぐい!
100ページ以上の両面でも
1分程度でスキャンしてしまいます。

リュック1つで学校へ通勤するスタイルになりました。
もともとバイク通勤の時からリュックサックで登校するように
なっていたのすが、さらに磨きがかかりました。

また、私の今後の教員人生も、
ミニマルにしたいと、方向付けました。
「特別支援教育の世界で生きる!」と。

よく言えば、
通常、特支、どちらもできるユーティリティさ
正直に言えば
「なんでも、ある程度までならできるよ」
が私の特徴でした。中途半端な働き方が招いたことです。
だから、特支の世界で生きると決断したのです。

1つに絞り、そこを突き詰めることがいいとの判断です。
現在では、必ず担任希望調査では特支を書きます。
来年度は通級指導教室の希望を書きました。

教員って、3月に校長から
「来年は、◯年の担任をしてください」
というように、自分の希望があっても、校長の一言で
来年度の仕事が決まってしまいます。

それが合っている人も確実にいます。
「自分で決められないから、希望は空欄で出すよ」
という先輩の先生もいました。
「かっこいい!」
と思い、一時期実践していたのですが、
私には合いませんでした。
ミニマリストに出会う中で、
「自分の仕事は、自分で決められるようになりたい!」
の思いが強くなっていったのです。

人事は、実際は校長が決めます。
なら勝ち取るようにしようと思い、
特別支援教育を学び、そしてアピールし続けました。
研修は積極的に受けにいきました。
「私は特別支援教育が専門なので」
と専門分野を周囲へアピールし続けました。
(言ったもん勝ち!)
現在では、特支の考えが言動として表せるようになり、
私は特別支援教育の人だという認識が周囲に
浸透してきたような気がします。

仕事も、あれこれと手を広げるのではなく、
特別支援教育という軸を持ち、専門的に働いていきたい
という思いが、現実になろうとしています。
ミニマリストに出会わなければ、
このような考え方にならなかったでしょう。
よかったと思っています。

今後も、特別支援教育の専門性を高め、
子ども達の成長の手助けをし、先生方の力になれるような
人材になることを目指していきたいと思います。

今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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