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79 PREP法に沿って話せば、不意な質問にも簡潔明瞭に返答できる!

みなさんは、
「~についてどう思いますか?」
などと突然、思ってもみられなかった意見を
求められてきたとき、
どのように返答しますか?
こんな状況で、自分の意見を簡潔明瞭に述べる
便利な方法があります。
それが、PREP法です。

①Point of View 自分の意見
 最初に自分の意見を簡潔に述べる。
②Reason
 自分の意見に対する理由を述べる。
③Explanation of View
 今述べた理由についてさらに少し詳しく説明したり、実例を挙げればもっとよくなる。
④Point of View
 もう一度、自分の意見を繰り返す。
本立てで両脇から本をしっかりと支えるように、自分の意見を最初と最後に置いて自分の回答をしっかりと支える。

ベストプレゼンテーション マスターすべき98のスキルとトレーニング

つまり、
話すときのフレームワークを持っておくということです。
言いかえれば、「しくみ化」ですね。
引用した本の著者によれば、

このPREP法を習得して、自分の意見や立場の表明が上手になった人をたくさん見てきた


即興で話すと焦点の定まらない意見になってしまいますが、
PREP法に沿って話せば、
自分の意見を簡潔明瞭に述べることができます。
会議、電話、メールを書いたりする等々…
日常生活が、
PREP法をマスターする練習の場と
捉えていきたいと思います。

例えば
「最近、なかなか宿題をしてくれずに困っているんです。一体、どうすればよいのでしょうか?」
よくある保護者の方の悩みです。
では、PREP法で回答してみましょう。

①Point of View 
 自分の意見
 「宿題が、家庭でなかなかできないんですね。
 では、時間を決めてみるのはいかがでしょうか?」
②Reason 
 自分の意見に対する理由を述べる
 「宿題をする時間が決まっていれば、「やろう」というスイッチが入りやすいですし、何より習慣にできる可能性があります。」
③Explanation of View 
 今述べた理由についてさらに少し詳しく説明したり、実例を挙げたりする
 「宿題ができないのは習慣化されていないことが原因です。習慣化するためには、いつ、どこで、何をするを明確に決めておくことが大切です。時間ではなく、学校に帰ってきてからとか、宿題を終わらせてから晩ご飯を食べるとか、お風呂に入ってからとか、朝起きてからでもよいです。習慣になってしまえば、保護者の方が言わなくても、子どもは自ら宿題をやろうとしますよ。習慣にできるように、ぜひ意識してみてください。」
④Point of View
 もう一度、自分の意見を繰り返す。
 ですから、まずは時間を決めてみるのをおススメします。

いかがでしょうか?
私は文章で考えながら書きましたが、
実際に不意に尋ねられたときに、
即座にこの方法で答えられるかは現時点で微妙です。
生活の場を練習を捉え、
PREP法をマスターできるように
していきたいと思います。
みなさんも、ぜひPREP法にチャレンジしてみては
いかがでしょうか。

今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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