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大学時代、殺してくれる友人がいた-メモポエム-

私はよく殺されていた。
精神を、だ。

髪型がキモい。
顔が不細工。
頭が悪い。
姿勢が悪い。
ダサい。
文章が下手。
思考が浅い。
面白くない。
常識がない。
社会不適合。
生きるのが下手。
無能。

言われ続けてきた。

傷つくこともあったし、実際友達を辞めていた時期もあった。
でも、今、この言葉たちに救われ続けていると思う。

だからこの記事を通して感謝を伝えたいと思う。

おかげで、人よりもコミュニケーションが下手であることを知れた。
人よりも周りを見なければいけないことを知れた。
人よりも"普通に"生きることが難しいことを知れた。
何より、人生を必死に生きなければいけないことを知れた。

だから、今に繋がった。

ありがとう。

客観的に自身を見る能力すらない私にとって、彼は鏡の役割を担ってくれた。
親ですら言及を避ける現実をストレートに伝えてくれた。
私が見たくなくて、無意識に蓋をしていた部分を強引にでも見せつけてくれた。

この経験は一生物で、彼との関係は形はどうあれ、彼のことは親友で恩人だと思っている。

これからも殺してくれ。

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