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受け身すぎる友人と付き合うのに疲れた話

私には今、週1で空きコマを一緒に過ごす友人R(仮名)がいる。
Rとは大学1年の時の新歓で知り合い、3年目の付き合いだ。

普段は合唱の部活動で一緒で、対面授業が解禁された昨年から、お昼を食べたり空きコマを過ごすようにもなった。

一緒にいる時間が長いので、部活内では私たちは仲の良い友達と見られている。
だけど私は、Rといるのが正直しんどい。その理由は、Rが何事も人任せにしてくる性格だからだ。

エピソード⒈ 大学1年次の学祭

私が最初にRに違和感を感じたのは、1年の時の大学祭だった。

お互いにスケジュールが合ったので一緒に回ることにしたのだが、私が「どこ行きたい?」と何度聞いても、Rは「どこでもいいよ」の一点張り。

正直この時点で少ししんどいな…と思ったけど、仕方ないので私が行きたいとこメインで回ることにした。

当時私は歴史もの(特にヨーロッパの王家)の舞台が好きだったので、
舞台関連の展示をしているブースにすごく興味があった。
Rも特に拒否らなかったので、一緒に展示ブースに行って、写真撮影OKなところでは記念にたくさん写真を撮った。(主に展示物の)

楽しかった。高校時代からミュージカル鑑賞が生きがいだった自分にとって、大学でも大好きな舞台の大好きなキャラクターが見られるのは本当に感動だった。

が!! そんな私の興奮は、Rの態度で一気に冷めることになる。
Rは写真を撮りまくる私の横で明らかに退屈そうにしていた。
「私このミュージカルめっちゃ好きなんだよね」と話を向けても、はぁ…と気のないリアクション。
しまいには「もう撮り終わった? 早く行こう」とせかされる始末。

え、なんなん? せっかく楽しかったのにすごいモヤモヤする…。
一緒にいたのに私一人だけが盛り上がってて、楽しさを共有できなかった。
当時はそれが悲しかった。


後から聞いたのだが、Rは全然ミュージカルを見ないらしく、展示を見ても何が何だか分からなかった、とのこと。
あーそっか、趣味が合わなかっただけか。と一旦納得したものの…

ちょっと待てよ? それなんで最初に言わなかったんだろ…
展示ブースに行く前に「私あまり詳しくないんだよね」とか一言言ってくれれば、滞在時間を極力短くするとか、外で待っててもらうとか
何かしら対処ができたはずなのに。

ここ行ってみたい!と提案した時点で、嫌なら嫌って言ってくれればいいのに。

どうして自分では何一つ要望を伝えず、後からいちゃもんを付けるようなことするんだろうか…?


3年も前の出来事なんだけど、未だに思い出すとモヤモヤします。💭


エピソード2. 私が来るまで食べないで待ってる宣言


これは2週間ほど前の話。
学食でお昼一緒に食べる約束をしてて、先に授業終わったRが食堂で待っていた。

その日の朝から正午まで、私は自動車教習所の修了検定があったので、到着が遅くなった。
着くのが閉店時間ギリギリになりそうだったので、「先に食べてていいよー」とRにラインしたのだが、

「あなたが来るまで食べないで待ってるねー」と返ってきた。

え、え、なんで? 食べる時間もなくなるし申し訳ないよ(-_-;)
と困惑しつつも、かなり急ぎ目で学食に向かった。

着いたのは閉店の20分前。
急いで注文決めて、食べて、片付けないと食堂のおばちゃんたちにも迷惑がかかる。

一方のRはというと、私が着いてから「何にしようかな~」とメニューを確認しだした。
ほとんど売り切れてて頼めそうなのは一品しかなかったのだけど、そのことにも初めて気づいた感じだった。

嘘だろ…、私が来るまで何してたの??
1時間ぐらい時間の余裕があったはずなのに何を食べるかすら決めてなかったRに愕然としつつも、
急いで食券を買い、急いで席を探して、喋る間もなくガーっと完食した。

Rはというと、元々食べるのがそんなに早くないせいか
時間ギリギリまでゆっくりと食べていた。
普段から歩くのとか喋るスピードがゆっくりめの子なんだけど、
この時ばかりは正直イラついてしまった。


Rはなんで、私が来るまで食事をしようとしなかったのか?
その日はあまりお腹が空いてなかったのか、それとも食べたいものがなかったのか。
気になって聞いてみたのだが、う~ん…💭と曖昧に濁されただけ。

代わりに、「そういえば、あなたが来ない間にどんどんメニューが減っていったような…(泣)」
と、愚痴?というか泣き言?っぽいことを言われた。


呆れてものが言えなかった。
時間がたてばメニューは売り切れてくし、食べる時間もなくなる。
簡単に予測できることなのに、なんで先に食べるという選択をしなかったのか。
私もそれが分かってたので、事前にラインしていたのに。

大学生なんて一人一人スケジュール違うんだし、合わない部分は無理して合わせる必要はないんじゃないかな。
わざわざ自分の時間を犠牲にしてまで合わせられても嬉しくない。

Rの真意が理解できないというか、ちょっと重いな…
とすら感じてしまった出来事です。



エピソード3. 困っていても助けてくれない


部活中にも、Rといてもやっとした出来事があった。

私とRは大学公認の合唱団体に所属していて、毎週木曜日に部室で練習をしている。

これまた2週間前のこと。
その日練習で使う楽譜のうち1枚を、私もRも持っていないことに気づいた。
部室の隅の方に、忘れた人用の予備の楽譜が入ったクリアファイルがあるので、急いで取りに行った。

楽譜はなかなか見つからなかった。
その場にあった複数のファイルを手に取りながら、あれも違う、これでもない、と試行錯誤する私の隣で、
Rは私が見つけるのをただ待っていただけ。

一緒に探すとか、こっちじゃない?とか言うのではなく、
ただひたすら傍観してるだけ。
しかも、何が面白いのか探してる私を見ながらヘラヘラ笑ってた。

これにはさすがに腹が立った。
一緒にいるのに、なんで私だけがあーだこーだ苦労しないといけないのか。
楽譜がないのはRも同じなのに、なぜ私と一緒に探そうとしないのか。
人任せにも程がある。


その時は一刻も早く楽譜を見つけて練習に合流したかったので
Rに何も言えなかったのだが、かなりイラついたことだけは覚えてる。
こうして文章に起こしてみると尚更だ。


Rといて嫌だったエピソードはまだまだあるのだが、長くなるのでここまでにする。


今後の友人づきあいについて


Rと過ごすにはかなりのエネルギーが必要。
基本的に自分から意見したり行動することはないので、こちらが色々と考えてリードする必要がある。

でも、私は人をグイグイ引っ張るのは得意じゃない。
Rといてしんどいと感じるのは、得意じゃないことを常にやらないといけないからだと、最近になってやっと気づいた。

頑張らなきゃ維持できない関係性って、本当に必要か?
モヤモヤを抑えてまでRと一緒にいる意味ってなんなんだろ…

とりあえず今後は、Rと会うのを少し控えてみようかな。


受け身すぎる態度は相手を消耗させる。
これを教訓にして、Rとは距離を置くのもいいかもしれない。


卒業間際の4回生の戯言でした。(-.-)


#人間関係
#友達付き合い
#大学生









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