カミナシNewcomerのはじめての現場訪問記
先日入社エントリーを書かせていただいた、ぽーぽーこと櫻井です。今回は、お客様の現場への初訪問で感じたことについて、同期入社の雁部、先輩CSの平沼とともに語り合う座談会形式の記事をお送りします!
まずはじめに現場ドリブンってそもそもなんなの
これは、実際に現場に赴いて一次情報を得ることを重要視した価値観です。
例えば、オンラインで企業様との打ち合わせが多い中でCS業務を進めていると、下記のような課題が発覚することもあります。
実際にはカミナシのアプリへ記録する際の移動距離がかなりあり、現実的な設定ではなかった
現場の方の服装や環境、作業の工程などが、iPadを持ちながら記録することに向いていなかった
これらのように、打ち合わせの際には問題ないだろうと思っていたことが実際にやってみるとうまくいかないことがあった、なんてこともはじめのうちはよく起こります。
すでにお読みいただいているみなさんもすでにご存知かとは思いますが、利用する現場の方々の目線に立ってみないと見えない世界もあり、お客様が望む状態を目指すためには全体を構造的に理解し、現場の方/管理側の方をそれぞれ理解しながら顧客に対してご提案をさせていただく必要があります。
このような考えのもと、カミナシのメンバーは
顧客のことをより深く理解するため
顧客と現場のメンバーとの関係値を築くため
現場の温度感や実際の課題を知るため
顧客の痛みを知り、今後の開発に活かすため
いろんな目的を持って、実際の現場を訪問します。
はじめの案内が長くなりましたが、今回は6月入社の私、櫻井(ぽーぽー)と雁部(けんたろ)の重量級コンビそれぞれが現場訪問に行ってきた訪問記を、CSの先輩でありゴリゴリの現場ドリブン体現者の平沼パイセンにインタビューをしていただくかたちでお送りできればと思います。
今回の3人の簡単な自己紹介
聞き手:平沼パイセン(写真左)
話し手①:雁部(写真右)
話し手②:櫻井 (写真中央)
ワクワク?ドキドキ?初めての現場ドリブン
―― まずは2人がはじめて現場に訪問したのは入社していつ頃で、どのような目的での訪問だったか教えてください!
櫻井:私は入社して2週間が経過した頃に宿泊業の企業様に訪問をさせていただきました。訪問させていただいた目的は、現場の方の業務を知ることでした。実際のホテルの清掃業務がどのような基準で、どんな管理体制の元で行われているのかを確認しに伺いました。
雁部:私は1ヶ月半ぐらいが経過したタイミングで、食品工場様を訪問させていただきました。カミナシの利用に関しては3年目で、清掃記録/従業員の健康チェックで主にカミナシを利用しているお客様でした。
―― はじめて実際に現場を訪問した時の気持ちはどんな感じでしたか?
櫻井:細部の仕事内容を理解する機会が前職ではなかなか持てなかったので、とてもワクワクしてました!
雁部:私は緊張してましたね。ただ、食品工場のみなさんが元気に挨拶をしてくれたこともあり、一気に緊張が解けました!
―― 現場を訪問してみないと気づけなかったことはありましたか?
雁部:訪問してみてはじめて、現場の中の物理的な距離だったり、温度の変化などを間近で感じることができて、顧客へ提案する時の参考になりました。
櫻井:マニュアル化やチェックリストとしての利用を想定されていたお客様でしたが、作業スピードがあまりに早く、カミナシを使う暇がないのかもしれない、というのが訪問してみて感じた部分でした。その上でどのような活用をするのかを再度方針変更も含めて進めていく形となりました。
―― 作業中に手袋をしているか?だったり、油が手につくような環境か?だったりでも入力の方法が変わったりするので、現地に行ってみないとわからないですよね。あとは、現場の逼迫感なども行ってはじめて気づくことが多いのも確かですね。
雁部:会社や工場によって工程も違うこともあり、入社前に勉強を進めていたことがあてにならないことも多く、お客様から説明いただくことも完全に理解ができないこともありました。訪問後には若干打ちひしがれていたこともありましたね笑。それがきっかけでHACCP(※)のコーディネーターの資格をとることを決めました。
※HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point):HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。(厚生労働省HPより引用)
―― 2人とも現場の訪問がとても価値のあるものだと感じているみたいですね!私も現場の訪問をすることはすごく意味のあることだと思いつつも、時間対効果をいかに出すかという考えは常に持つようにしてます。個人的には1回の訪問が5回分のオンラインミーティングぐらいの価値はあるなと感じています。
櫻井:移動時間だったり、ちょっとした会話の中で先方の様々な方の働く上での熱意だったり、カミナシ導入への想いを伺うことができて一気に距離が縮まることもありました。間違いなく現場訪問の価値はあると感じてます。
カルチャーとしての現場ドリブン
―― あとは、CS以外にもカミナシを利用いただいているお客様の声を直接聞ける機会があるのも、カミナシの特徴かもしれませんね。
雁部:そうですね!カミナシに入って驚いたのは、エンジニアやPMも現場に訪問してお客様から直接ご意見をいただくことも多いことでした。
櫻井:会社全体として、顧客のために自分たちが何を知り、何をするかを同じ目線で考えているのは間違いなくカミナシの強みになりますよね。
―― 実際2人は、入社前はこの現場ドリブンというカルチャーに対して、どのように感じていましたか?
櫻井:私は、課題を深く知るということにはもちろん価値があると思っていたものの、現場に行く必要はどこまであるのか?って懐疑的なところも一部ありましたね笑。 今となっては、行ってみないとわからない情報や、行ってみてはじめて聞ける情報なども多くあるので、現場ドリブンの考えは最高だなと思っています!
―― 私は金融機関にいた時にも工場の訪問をさせていただく機会はあったものの、職種や目的の違いもあり、効率的にラインが動いているのか?儲かりそうなビジネスかという観点でみていることが多かったです。ただ、CSとしてカミナシに入ってからは現場で働いている人に焦点が当たるようになりましたね。この人は今どのようなことに困っているのか?この人がどのような武器を得たら、もっと働きやすくなるのか?という思考に変化しつつあるので、現場ドリブンという考え方・姿勢が身についてきた感覚はあります。
雁部:そういえば、東京のITベンチャーの会社がこんなに足を実際に運んでくれるの?という感想をいただいたこともあって、お土産をもらったこともありましたね笑。
―― ありがたいですね。現場訪問をした後は、毎回背筋が伸びます。もっとカミナシを良いものにして、今日お会いした人たちの仕事が少しでも楽になるように!というように、顧客のために何をするかを毎回すごく考えますね。
櫻井:先日あるお客様のオンライン工場見学という企画もやってましたよね。色々なお客様が他社の工場を知るきっかけになっていたみたいで、私自身もとても勉強になりましたし、まだまだ色々な方法でお客様に価値を提供できるなと思いました。
これからの現場ドリブン
―― CSの現場ドリブンって、ミツバチのような役割ですよね笑。
いろんな企業様に訪問をさせていただいて、そこで得た情報をふまえて提供価値を磨いていく。そしてそれを自分たちがハブとなって他の企業様にも提供していくような。
櫻井:何かカミナシから顧客の業務改善や新しいチャレンジをするキッカケなどが作れるようになると、顧客への提供価値もガンガン上がりそうですね!
―― 改めて今回の現場訪問記を改めて振り返ってみてどうですか?
櫻井:訪問する企業様・タイミング・利用状況などによっても、得るもの・感じるものがかなり違うので、他の方の訪問に関して聞いてみたいです。
雁部:実際に訪問された他のメンバーが何を感じているのか、導入支援を担当するオンボーディングチームと導入後の活用支援を行うリテンションチームでの違い、業種による違いなどが多くあると思うので、他のメンバーのものを聞いてみたい気持ちになりました。#genba_visitというslackのチャネルがあるので、一部そこで確認はできますが、じっくりお伺いしてみたいです!
―― 継続してやっていきながら、訪問の価値・学びを共有していきましょう!今日はありがとうございました!
雁部・櫻井:ありがとうございました!
まとめ
現場訪問自体も、顧客とカミナシの社員の数だけ学ぶものがあると改めて実感しました!担当者に寄り添い、現場の従業員の方に寄り添い、業務が少しずつ変化していく姿を間近で見ることができるのは、やはりいいなと感じました。今後も可能な限り現場に訪問させていただき、お客様の目線と合わせて突き進んでいきたいなと感じるいい機会でした!
現場ドリブン最高だぜ!!!
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