独り身2日目:パラナ博物館

住んでいる街の、観光をした。

授業のある間はなかなか時間が取れなかったのだ。
MUSEU PARANENSE(パラナ博物館)という、パラナ州の自然や文化・産業をあつかう、非常にボリューミイな展示。ずっと行きたかったの!

とはいえ、住んでいる町なので早起きすることもなくいつも通りの午前中。
引き続きやきバナナにはまっているので今日も2本分焼いた。

水回りの掃除。掃除用洗剤がなかったので、「同じ界面活性剤やろ」と洗濯洗剤をまいた。バスルームが洗濯物のかおりになった。

学食でひるごはんを食べた後、そのまま歩いて博物館へ。
Largo da ordem という、栄えたエリアのはずれ。

写真はツイッターにのせたのでそっち見てね。(https://twitter.com/sailtothelight)
インディオの木彫りのどうぶつや、20世紀ブラジルの女性のファッション、各国からの移民それぞれの歴史、などなど。

なんというか、時代によって展示物がぜんぜん違うのが印象的。

日本だとだいたいぜんぶ、一つの流れというか、ああこうやって発展したんだ、というのがわかるけれど、ブラジルだとインディオの人たちしかいない時代、ポルトガルやスペインが植民しはじめた時期、でまったく繋がりがない。なんというか、根無しのような気分にはならないのだろうか。だからこそ、後の時代に「ブラジルらしさ」をもとめる運動が盛んになるのだというのも理解できる。

前期に考古学の授業をとっていたことも手伝って、とても楽しめた。
2時間半ほどまわっただろうか。

外に出て、またすこし周りを歩く。今日は「観光客」なので、観光客らしくみやげもの屋に入ってみる。工芸品屋さんは、ヨーロッパ風のものが多くてあんまり特色がない。ブラジルは石の産地でもあるので、石やさんもあった。入ってみる。こちらはとても充実。おそらく帰国前にもう一度くるだろうと思う。

大学のほうに歩いていく。

いつもと全然違うところを歩いているつもりだったのに、1本よこの道を歩いているだけだったことに気付く。ちょっと脇道にそれるだけで、景色が新鮮。

家にかえるとすっかり疲れていて、今日ははしるのはお休み。

よく歩いたのでおなかがぺこぺこ。夜ごはんはいっぱい食べた。

さつまいもをふかしたのと、なんか、麺。
ネギと白菜、トマトと鶏肉を煮て、ビーフンを入れた。ナンプラーがほしかったなあ。どこで売ってるんだろ。


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