見出し画像

ネオクラシックバイクとは

まえがき


週末、カワサキ・プラザ店にバイク実写を見に行き、事前に取り寄せ依頼をかけてるカタログをもらいに行ってきました。

お目当てにしてるバイクはW800/メグロ、ネオクラッシックといわれる種類のバイクです。

今回はネオクラシックとは
なんぞやという記事です。


市況


日本では、二輪車人口の年々の減少が気になる昨今です。 バイクに乗る年代層は段々高齢化しています。

平均年齢が50歳を超えています。 

そんな中、懐かしい往年の名車やバイクらしい
クラシックなデザインの車種”ネオクラシックタイプ”のカテゴリーのバイクが売れています。

ライダーズウエアに身の包まなくても、
手軽でおしゃれなバイクに乗るスタイルが若者に、
往年の名車のデザインがしっくりくる
ベテランライダーやリターンライダーにウケているのです。


用語の解釈


ネオクラシックバイクを直訳すると
→新しいレトロなバイク

純粋なクラシックバイクではありません。
復刻版でもあり、中身は最新の昔のバイクの形を残したバイク。

壊れにくい最新テクノロジーの詰まったバイク
これがネオクラシックバイクです。


種類の範囲


バイクの基本的な形の原点は、”ネイキッドバイク”と言われています。

余計なものがついていない”裸のバイク”という意味ですが、今は、このネイキッドバイクも様々なカテゴリーに分類されています。

定義としては、丸型ヘッドライトとメーターパネル。

明らかに、今のバイクの
デザインとは違うものです。

しかし、メーカーにより様々な呼び名がつけられ、また勝手にカテゴリー分けされたことで定義が曖昧なようです。

このヘッドライト周りのデザインと、強いて言えば、ガゾリンタンクが古典的な”ティアドロップ型”やハンドルが”バーハンドル”ということ、全体的にシンプルなことだと思うのですが。

ネオクラシック と分類されるバイクは下のような別物であっても同じくくりにカテゴリーわけされている場合が多いのです。呼称はメーカー毎んみ異なっています。

これらをひっくるめて”ネオクラシックバイク”というわけです。

レトロモダン、BMWではヘリテイジ などとも呼ばれています。つまり、曖昧なくくりなのです。


国産車でも人気ジャンル

日本車はフルカウルで4気筒のスーパースポーツが目立ちますが、売れているのはネオクラシック と言われているバイクです。

実際に2020年 大型クラス、400ccクラス、250ccクラスで一番売れているのは、”ネオクラシック”と位置付けられたバイクです。


KAWASAKI  Z900RS
2020年 日本国内で一番売れた大型バイク

往年の名車を、
ほぼ変わらぬフォルムで残した水冷エンジンの最新機種


KWASAKIW800
Wシリーズも800が復活し人気です。
 3タイプあり。
同系列で”メグロ”も復活しました。

※画像は W800 ストリート

YAMAHA XSR900(700)
名車の復刻版ではない、
新設計のYAMAHAの”ネオクラシック”
2気筒の700と3気筒の900があります。


HONDA レブル250・500・1100
古典的なアメリカンクルーザーをボバースタイルのデザインと、
シンプルで低い車高で人気の250から  1100ccに発展して発売。


HONDA CB1100
伝統あるHONDAのCBの
空冷ベーシックタイプ 
皆大好き、全バイクファン、
オールドファン向け


HONDA CB1000R(650R)
HONDAの新しいCBの形 新設計ですが
”ネオクラシック”のデザインを取り入れた最新機種


650Rと250Rも同系列のデザインの意欲作


SUZUKI SV650X ABS
人気のVツインスポーツのSV 650に、
”ネオクラシッック”な匂いのするXが登場
ビキニカウルと車体カラーをブラックに、
シートがチャコールという古典的なデザインで登場
YAMAHA ボルト
空冷アメリカンクルーザー 
デザインもクラシック感いっぱいです。


HONDA GB350
絶賛バク売れ中の空冷単気筒エンジン
インドで好評のためHONDAは日本での発売を実現


外車のラインナップ

DUCATI スクランブラーシリーズ
デザインは復刻版ですが、
エンジンなどは別物 
デザインで狙っているのは”ネオクラシック”

DUCATIの新しいユーザー獲得を狙ったブランドです。
トライアンフ ボンネビルシリーズ
3気筒で現代的なラインアップが
多いトライアンフですが、


2気筒は伝統的なスタイルを
守り続けています。
BMW ヘリテイジシリーズ
BMWの80年代の名車、R100やR80 の根強い人気により、
”ヘリテイジ”(遺産)シリーズは近年誕生しています。


さらにレトロなR180も
ラインアップされました。
モトグッチ
基本的なデザインは”クラシックバイク”
のデザインです。
変わらぬデザイン、40年変わらない
レイアウトの空冷エンジンも進化


ロイヤルエンフィールド クラシック350
伝統的なレトロなデザインやエンジン形式を変えていない貴重な世界最古のバイクメーカーです。


ただのオッサンの備忘録ですが、応援コメントなど頂ければ励みになります。