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「負け組・非正規」が「勝ち組・正社員」を嘲笑う日本の将来

就職氷河期世代・ロスジェネ世代に届ける、世相音声動画を見つけました。

氷河期・ロスジェネ世代の諸問題を言語化していますので、息苦しい生き方や苦しんでる人、現在引きこもりの方、社会を彷徨い微睡みな生活しているモヤモヤしてる方、非正規の方への処方箋動画です。

ぜひ、視聴してスッキリしてみましょう。


序論

正規社員と非正規社員のように、雇用形態によって、給与が大きく異なることは良く知られていて、その給与差は生涯で、1億円を超えるとされています。 しかし、「正社員はいいなあ」という愚痴は、あと10年ほどで聞かなくなるかもしれません。 厚生労働省『働き方の未来2035』では、「企業に所属する期間の長短や、雇用保障の有無等によって『正社員』や『非正規社員』と区分することは、意味を持たなくなるとされています。 つまり、正社員という働き方はなくなるというのです。

#負け組非正規#勝ち組正社員#勝ち組の凋落


チャンネル紹介と動画


ここのチャンネルさんを紹介します。
ジェロム君の社会問題研究所というチャンネルです。

機械音声でなければ跳ねる要素ある動画を作ってるクリエイターさんです。
ぜひ動画をご紹介します。



以下動画引用文字起こしです。



負け組世紀が勝ち組正社員をあざ笑う



日本の将来正規社員と非正規社員のように雇用形態によって給与が大きく異なることはよく知られていて、その給与さは生涯で一億円を超えるとされています。

しかし正社員はいいなあという愚痴は後十年ほどで効かなくなるかもしれません。

同一労働同一賃金法の施行をきかっけとした正社員の待遇の引き下げが問題となっています。



一方的に正社員の労働条件を引き下げることは不利益変更となり認められません。

しかし、現在多くの企業で導入済みあるいは導入が検討されているジョブ型雇用では扶養手当や住宅手当などの属人的な手当てを段階的に廃止し、職務内容に応じた基本給の一本にすることが一般的です。

今後諸手当や福利厚生削減の圧力はますます強まるでしょう。

総務省統計局労働力調査によると2021年の就業者は男性3687万人
女性2968万人の計6655万人です。

五年前の2016年に比べて236万人増加。
その内訳を見てみると男性は32万人増女性は204万人増です。
女性の社会進出が一層進んでいることがわかります。

雇用形態別に見てみると正規社員職員が3565万人、十五年前に比べて219万人増です。一方で不正規社員職員は2065万人で41万人増加しています。



氷河期世代の正社員化の支援など基本非正規社員の正社員化支援といった影響もあるのでしょう。

正規社員職員の内訳を見ていくとパートアルバイトが1455万人で五年前から52万人増加しています。

派遣社員が140万人で七万人増、契約社員が嘱託が388万人で18万人言この五年で主にフリーターだが増えたことがわかります。

更に年齢別に正規社員と非正規社員の比率を見ていくと、男性正規社員は四十代後半、五十代前半をピークに減り始めます。

一方女性正規社員は二十代後半をピークにずっと減り続けています。
結婚出産を機に退職した女性が再び柔軟性のある働き方のできる非正規社員で仕事復帰しているという事情もあると考えられます。

さらに六十代で見られる正規社員と非正規社員の逆転は六十歳で定年を迎え、正社員から嘱託社員など雇用形態を変えて仕事を続ける人が多いことが反映しているものと考えられます。

正規社員と非正規社員といえば注目されるのは給与か例えば大卒男性を比べてみると正規社員平均年齢42.0歳の平均給与所定内給与は39.4点万円年収は647万円です。



一方正規社員54.7歳の平均給与は月29.2万円、年収419.4万円です。
年齢別の給与に注目すると20代前半では60万円弱の年収差は30代前半で175万円、30代後半では265万円と拡大します。

四十代に入ると300万円代、五十代後半と定年間近では、4百万円を超える給与差が生じます。

生涯年収では正規社員二億5千万円に対し非正規社員は一億4千万円実に一億円近くにもなります。

正規社員と非正規社員にこれだけの給与差がつくのですから正社員は勝ち組正社員になりたくてもなれなかった非正規社員は負け組とされても仕方がないかもしれません。



しかし、正社員が勝ち組と高笑いできるのもあとわずかです。
近い将来、正社員が負け組と言われる時代が来るとされています。

厚生労働省働き方の未来2035では企業に所属する期間の長短や雇用保障の応答によって正社員や非正規社員と区分することは意味を持たなくなるとされています。



つまり正社員という働き方はなくなるというのです。

というのも2035年の企業はミッションや目的が明確なプロジェクトの集まりとなり多くの人がプロジェクト単位で企業に属するようになる人はその結果企業という組織の内と外の垣根は曖昧になり企業が正社員として抱え込むことをやめてしまうといいます。



もちろん一つのプロジェクトが終了しても次のプロジェクトまたその次のプロジェクトと一つの企業に所属し続ける人も出てくるでしょうが働き方は想像できないくらい柔軟なものになります。

雇用が流動的になる環境では必要とされる人材に仕事が集中することが想像されます。
そのような時代に対応する人材は正社員であることに固執する人たちよりも今でも柔軟な働き方ができる正規社員だという見方もあります。

時間的に余裕があるため、仕事を掛け持ちしたり副業をしたりスキルアップを目指したり来る時代に向けて磨きをかけることができるというのもちろん、これはあくまでも青写真です。



そのような時代が来るかもしれないし来ないかもしれません。

人口逆ピラミッド問題などで会社が終身雇用を維持するのは限界に来ています。技術革新化の二十年後どれだけの会社が生き残っているでしょうか。
今後は倒産リストラなど正社員であっても安泰ではありません。



今までと違う働き人が模索されるでしょう。しかし、今でも柔軟に働けるからと
あえて非正規社員を選択している人も多くいます。

なかには正社員とは比べ物にならないくらいの高収入を得ている人もいます。
本当の勝ち組はいち早く変化に対応しようと今あえて非正規社員でいる人たちかもしれません。


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Mr.スナフキン
ただのオッサンの備忘録ですが、応援コメントなど頂ければ励みになります。