見出し画像

【連載企画第5回】確かな技術と地域への愛「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場」製造部門スタッフインタビュー

今回は製造部門の中尾さんに工場見学案内係の山下がインタビューさせていただきました!
中尾さんは、第2回の記事でペットボトルづくりのこだわりを教えてくださった宿野さんと同じ製造部門ですが、宿野さんと異なる「包装グループ」でお仕事をされています。今回はどんな話が聞けるのでしょうか?

工場のある江府町(こうふちょう)出身の中尾さん。
「奥大山ブナの森工場」が竣工し、工場の立ち上げメンバーとして入社されました。元々全く違う業界で働かれていたので、苦労もされたようでしたが、いちから製造に関する知識や技術を学ばれたそうです。

ここからは、具体的にどんな仕事をされているのか聞いてみました。

中尾さん
「入社してから今に至るまで、ずっと包装グループで働いています。包装グループでは、ペットボトルにラベルを貼り、賞味期限の印字を行った後、製品をダンボールに詰めるまでの工程を担っています。工場での製造というと、機械が自動で動いているイメージがあるかと思いますが、設備の定期的なメンテナンスや、設備が正常に動いているかの確認、また製品の外観検査などは人の手で丁寧に行っているんですよ。」

品質のチェックを行う中尾さん。機械と人の目をフル活用して品質を守ります。
手作業でラベルを機械にセットする中尾さん。
国産ペットボトル飲料最薄ラベル故に繊細な作業です。

中尾さん達の丁寧な仕事のおかげで、お店に並んだ商品はラベルが汚れていたり曲がっていたりすることなくキレイな包装なんですね。

中尾さん
「お客様に飲んでいただく製品をつくっているので、やはり不良品を出さないことを常に心がけています。チェックリストなど基本に忠実を徹底することがプロとしての矜持ですね。
特にサントリー天然水のラベルはとても薄いので、しわが出来やすく、綺麗に巻くのが非常に難しいんです。現在も日々解析と改善を重ねています。」

実際のサントリー天然水のラベルの薄さです。

基本に忠実を徹底』と話す中尾さん。
サントリーでは環境への負荷をできるだけ少なくするためラベルを限界まで薄くしたり、ペットボトルを軽量化したり、ペットボトル素材の見直しを行ったりしています。これを実現するために生産現場では様々な苦労や日々の改善があったんですね。続いて今後取り組みたいことについても聞いてみました。

中尾さん
「生産ラインの更なる安定化です。天然水を大切に扱い、1本でも多くお客様に愛飲していただきたいと思っております。その為にもラインの究極の効率化は日々意識し、仲間と協力し、更なる改善・解析を進めていきます。」

立ち上げ当初から「奥大山ブナの森工場」で働かれている中尾さんに、この工場で働く魅力を教えていただきました。

地域の方々と蕎麦づくりに参加された中尾さん。

中尾さん
「仕事を通して周辺地域の方々と交流できる機会があるのも、この奥大山ブナの森工場の魅力で大きなやりがいに感じますね。地域の方々と一緒にスポーツ大会や蕎麦づくりなどを行っています。
自分もこの場所の出身ということもあり、人と人とのつながりを大事にし、『サントリーがこの地域に来てよかった』と思っていただける様な活動を今後とも続けていきたいです。」

<最後に読者の皆さんへメッセージ>

中尾さん
「工場見学が再開した際には、ぜひ「奥大山ブナの森工場へ」いらしてください。一人でも多くの方にサントリーとしての取り組みを知っていただければうれしいです。見学いただく際、製造現場からお客様を見かけたら手を振りますね!」

今回は工場の立ち上げにも携わられている中尾さんから仕事へのこだわりを教えていただき、確かなつくりの技術と周辺地域への愛を感じさせていただきました。

この連載も残り3回。今後も、こだわりやサントリーの取り組みについて工場スタッフへ聞いていきますので、次回もお楽しみに!



この記事が参加している募集

社員紹介