25歳の今恋愛について思うこと
10年来の同い年の友達が結婚すると言っていた。
もうそんな年か〜としみじみした。
私は、というと全く結婚を考えていない。
なんだか歳をとるにつれて結婚願望が薄れているような気もしている。
私の母は早くに結婚し、早くに私を産んでいて、
口癖のように、「結婚なんて早くするもんじゃない。ゆっくり自分の人生を楽しんでから結婚、子育てした方がいい。」と言っている。
その教育のせいもあり、25の今、まだ結婚はいいかなあと思っている。結婚するとかしないとかは置いておいて、恋愛は楽しみたいと思っている。
恋愛について、というタイトルにしたけど、明確に書きたいことがあるわけではない。けど、25年の人生を生きてきて初めて、本当に好きな人ができたから、最近の気持ちについて新鮮なうちに書き記しておきたいと思う。
「寂しいから恋をするのか」「恋をするから寂しいのか」
ドラマ「こっち向いてよ向井くん」を見ていて、出てきたことば。このドラマは本当に共感できておもしろい。とってもハマっている。
その中で出てきたこのことばは本当に考えさせられるなあと思った。
後者の「恋をするから寂しい」に、私は今絶賛共感をしている。
恋をするまで、本気で1人でも生きていけると思っていたし、土日両方誰とも会わずに過ごせるような人間だった。
しばらく恋愛なんてしていなかったから、自分の機嫌は自分で取れるし、自立しているとも思っていた。
けど、最近好きな人とほぼ毎日電話をしている。(長電話しすぎて明け方になることもある)
1人でいる時、無性に寂しくなって、電話をかけたくなる。でも今は忙しいかな、って考えて結局連絡できなかったり。そう思っていたら向こうから「電話しない?」って連絡をくれてびっくりするくらい嬉しかったり。
連絡して何時間も返信がなかったら不安になるし、正直1日中話がしたい。声が聞きたい。
私は確実に、恋をしてから寂しくなった。自分の中にこんな気持ちがあったことに驚くし、これだから恋愛をしてこなかったのかもしれない、とも思った。
誰かと一緒じゃなくても1人でも生きていける、と思い込んでいたけど、実際に本気で好きな人ができたら驚くほど弱い自分がいた。
こんな自分を自分で見つけるのがどこか怖くて、自分から恋愛を遠ざけていたのかもしれない。
これまで好きな人がいなかったわけではなくて、それなりに恋をしてきたと思うけど、今の好きな人に比べたら、たぶんそれは本気で好きな人では無かったのだと思う。
会えなくて声が聞けないと寂しくて、感傷的な気分になって、弱い自分に気づいて、苦しいけど、それでもこれだけ本気で好きになれたことはやっぱり嬉しい。
自分の恋愛観について知れた
私は今、その好きな人と話す中で、25にしてようやく自分の恋愛観が見えてきた。
その彼は、
「どんな人が好き?」「されて嫌なことは何?」「付き合う上で何が必要だと思う?」など、たくさんの質問をしてくれる。
意外と今まで考えてこなかったから、結構悩むけど、話す中で自分の恋愛観に気づけた。
例えば、好きなタイプを聞かれたら「面白い人」と答えていたけど、具体的にどんな面白い人が好きか、とか。
話が上手でオチがあって毎回おもしろい人、考えてめちゃくちゃおもしろいことを言ってくれる人
とかではなくて、
会話の中で、「そうきたか!」みたいな返しができる人。言葉選びが少し変わっていておもしろい人。突然小ボケを入れてくる人。みたいな。
考えたら意外と細かい好きなことがあるんだなって思った(笑)
「自分自身が恋愛に淡白だし、連絡頻度が多すぎたら嫌になるから付き合うなら淡白な人がいい」と思っていたけど、実際本気で好きになったらいくらでも連絡したいと気づいたから、これは条件から外れたなあとか。
逆に相手の恋愛観を聞いて、共感できることもあるし、そういう風な部分も大切なんだと知ることができた。
恋愛はやっぱり経験かもしれない
恋愛は経験値が大事って聞くけど、それはやっぱり本当だと思う。
というか、恋愛だけではなくて、人間関係全てに言える。
多くの人と関わった方が、「こういう考えの人もいる」と知ることができるし、反対に自分のことも知れる。いろいろな人がいること、自分のことを知っていれば、相手との関わり方、言葉の選び方などが変わってくると思う。
もちろん無理して人と関わる必要はないけど、何事も学びだと思えば、人との関わりも頑張れるかもしれないな。
たくさん関わったこれまでの人で、今の私ができているのかもしれないし。
まとめ
恋愛は楽しいことだけではないし、なんなら苦しい。自分の弱さを実感する。寂しさも感じる。
恋愛は無理してするものではないけど、恋愛でしか得られないものもたくさんある。
今のこの恋がこの先どうなるかはわからないけど、既にいろんなことを学ばせてもらっている。私は今、結構楽しい。
きっとこの先の人生に生きる、大きな経験になるんだろうな。
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