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アトランダムな記憶 2

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アトランダムな記憶2

住み慣れない街を夕暮れ刻に歩く。雑踏感に紛れこむ思考はチグハグで過去も現在も入り乱れ。昔々、給仕として共に働いていた同僚は、毎年夏になると目をつけたワインと酒肴品をクーラーボックスに入れて、ジャズフェスティバルに行くのだと語った。中国からの留学生に上海経済はバブルだねと僕は言った。かれこれ15年以上も経った昔話。時間の流れについて興味関心が尽きる事がない。僕の場合。

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