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50代ではじめたトライアスロンの楽しさとは

こんにちは、齊藤です。
コミュニティデザインやイベントプロデュースをする、
株式会社サンプラックスの代表を務めています。

さて、ここまでのnoteでは、スタッフの日常生活や趣味などを中心に、
自由気ままにお話してまいりました。
せっかくですから、私も趣味の話をしたいと思います。

「急にどうしたの?」と、
長年お付き合いのあるお客様からもよく聞かれる、
トライアスロンの楽しさについて、お伝えしていきます。

■トライアスロンをはじめたきっかけ

「トライアスロンくらいできなくちゃダメだよ」

2018年7月、知人にこう言われたことがきっかけで、トライアスロンをはじめました。

これまで健康維持のため、トレーニングジムやパーソナルジムに通っていたものの、お恥ずかしながら幽霊会員になることもしばしば。

相性の良かったパーソナルジムトレーナーのおかげで、少ない回数でも
「もっと早く出会っていれば、自分もアスリートになれたかも?」
と思えるほど、筋力だけでなく自信もついてきたころ。
そろそろ次のステップとして、何かスポーツをはじめたいと考えていました。

自分で技術を高められる、個人競技が向いていると感じていましたので、
マラソンや空手、ボクシングなど、色々考えていたのですが、今一歩踏み出せず。

そうした時に、知人から発破をかけられたのです。
同年代で初めて挑戦する仲間もいたことが決め手となり、
逃げられないように、まずは大会にエントリー。
用具を揃えるところからスタートしました。

■トライアスロンをはじめてみた

トライアスロンは、スイム、バイク、ランの3つの競技で構成されています。3つ練習しなくてはならない上に、専用のウェアやバイク、シューズも必要です。用具を揃えるところから大変だなあと感じていました。

まずは、知り合いからおすすめの店を聞き、
店員さんと相談しながら準備を進めていきました。

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▲「これに乗っておけば間違いない」と、他のバイクは見せてもらえないくらい一押しのバイクを購入。

用具が揃ったら、次は練習です。
子どものころ水泳の経験は多少あったのですが、大人になってからは感覚で泳いでいたので、どの競技もほどんどゼロからスタート。
暗中模索の状態でした。

そこで、まずはネットで調べたり、人に聞いたりしながら、
“YouTube先生”を活用し、自分で練習してみることに。
どうしたら効率よく泳げるのか、動画を見ながら、練習していきました。
なんでも動画で見られるYouTubeはすごいですね。

■初めての大会

そして、2018年秋。
3か月間の練習期間を経て、八景島で開かれた大会に臨みました。

初めてということもあり、距離はオリンピックディスタンス(3種目合計51.5km)の半分ほど。

完走できたものの、レース中はもう、ゴールを目指すことで必死でした。
でも、あらためて面白い競技だと感じました。
3種目それぞれ体の動きがバラバラで、人によって得意不得意なものもあるから、タイムが伸ばせる種目も人によって違うのです。

競技が終わった後は、同じ大会に出場した方々と、近くのスーパー銭湯に行ってちょっとした打ち上げをしました。

普段はカロリーを気にしながら食べていましたが、その時はレースでカロリーを使い、全く罪悪感なく食べられました。

初めて会った仲間と過ごしたその時間が、今でも忘れられません。

■オリンピックディスタンスへの挑戦

 八景島で出会った仲間から誘われ、翌2019年4月に石垣島の大会に出場することに。

今度は、オリンピックディスタンス。八景島の倍の距離です。

距離が延びることで、体の疲れも使い方も違いますから、
より楽しく、疲れない走り方や泳ぎ方を学ぶことにしました。
効率的な泳ぎが結果的にスピードにもつながるのですが、
なかなか自己流では上手くいきません。

水泳は、個人で教えてもらえる人を探し、自主練習と併せて、週3回ほど練習しました。

1回1500mほど泳ぐのですが、25mの距離を往復しながら毎回泳いだ本数を数えるのは大変なので、数え方を自分で編み出し、練習方法も工夫しました。型にはまった練習方法がないところも、トライアスロンの面白さの一つですね。

苦手なランは、空いている時間を活用してトレーニング。

会社近くの会場までロケハンを兼ねて10kmほどランニングしたり、
備品の購入を買って出て、店まで片道4kmの距離を走ったり、
仕事もしながら練習を重ねました。

そして迎えた当日。練習の甲斐あって、何とか完走。
完走を目標に、タイムにはこだわっていませんでしたが、
最後のランでどんどん置いていかれると、やっぱり悔しい。
もっと練習しようと思いました。

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▲スイムが終わって安堵(写真は八景島にて)

悔しさは残りましたが、終わった後、仲間と食べた石垣牛の炭火焼肉は、本当に美味しかった。

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■醍醐味は“食事”

その後、愛媛県の伯方島や、パラオの大会にも仲間と出場しました。

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▲レース前には下見もします。少しのアップダウンがダメージになるので、慎重に。

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▲3回目の出場ともなると、ゴールテープも笑顔で切れるようになりました。(写真中央)

レース中はとにかくゴールを目指すことに必死で辛いのですが、
なんといっても、大会前後の食事が楽しみ。

伯方島で寿司と焼き肉が同じ店内で営業する「あか吉」で食べた、
卵のお寿司は、一見、卵焼きのようですが、卵の中にリゾットのような酢飯が入っていて、とても美味しかった。
これまでの寿司のイメージを覆すような、一口食べた瞬間の驚きは忘れられません。

それから、光藤旅館の車海老の踊り食いも面白かった。
女将が、バリバリっと剥いてくれたエビをツルっと生きたまま食べるんです。永遠に食べられるので、気持ち悪くなってしまいました(笑)

出てきたらすぐに食べたくなってしまうので、残念ながら写真は全然ありません。

レース後の食事は、トライアスロンの辛さや楽しさをみんなで言い合って、酒のネタにもなります。
だからこそ、食事が楽しい。

実は一度、出場せず、応援と食事だけ行ったこともあるのですが、
全然楽しくありませんでした(笑)
炎天下で、肌だけ真っ黒になって帰宅しました。

練習をして、みんなと楽しく旅ができる。
罪悪感なく食べられるのが、本当に楽しいです。

今は、コロナの影響もあり、出場はお休み中。
体はつくっているので、時期を見て、また再開したいなあと思っています。
アイアンマンと呼ばれる、トライアスロンの中では、最も長い距離に挑戦するのも目標の一つ。
アイアンマンは、スイム3.8㎞、バイク180㎞、ランはフルマラソンと同じ42.195km。総距離は200㎞を超え、オリンピックディスタンスの約4倍ですから、今以上に体だけでなく、精神面も鍛えていきたいですね。

とてもハードな競技に感じるかもしれませんが、練習をすれば、だれでも挑戦できるので、迷っている方は、まずはエントリーをおすすめします。
仲間ができると、食事が楽しいですよ。

#トライアスロン #トレーニング #ランニング #バイク #スイム #旅 #食事

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