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鬱なのか甘えなのか

新卒で入った会社で働いてる時、
私は軽度の鬱になりました。

上司と合わないことでのストレス、
拘束時間が長いことによるストレス、
過食症によるストレス、
全てのことが積もりに積もって
気づいた時にはもう自力では戻れなくなっていました。

毎日泣いて、寝たくても眠れなくて、
イライラが止まらない日があったり、
接客中も以前のようにお客さんと会話ができず
ボーッとしていて、人とコミュニケーションを取ることが不可能になっていました。

私は人に悩みを言うのが苦手で
いつも1人で溜め込んで泣いてを繰り返していたので親にも友達にも言えずにいました。

病院に行こうかとも何度も悩みましたが、
「仕事がつらいのはみんな同じだし、
私は病院に行くほどではないんじゃないか」
そう思って行くのを躊躇っていました。

もうひとつ躊躇っていた理由は、
病院の先生に軽くあしらわれたらどうしよう
と言う怖い思いがあったからです。

でももう私が頼れる道はそこしか残っていなかったので勇気を出して行ってみました。
何個か行ってみて最終的に行った病院で
私は軽い鬱の症状があると言われ、薬を出してもらいました。

この時私の心は少し軽くなりました。
やっと自分は単なる甘えではなくちゃんと
心の病気だったんだ
と認めてもらえたからです。

何が言いたいかというと、
身近に1人でも理解者がいるだけで違う
ということです。

病院に行けということではなく、
家族でも友達でも職場の人でも
誰か1人でもいいので自分の今の症状を理解してくれてる人がいるといないとでは
1人で抱え込む量が違うということです。

あともうひとつ、
つらいに大きいも小さいもないということです。
私の友達で最近精神的に悩んでる子が
「私は病院に行ってる人ほどつらくもないし、、」と言っていました。

それは大間違いです。
本人がつらければつらいんです。
1番やってはいけないことは1人で抱え込むということです。
いつか心に溜め込んでいった不安やストレスはパンクして深刻になってしまいます。

もし今1人で抱え込んでいる人がいてつらいのなら、それは甘えではなく自分の心がSOSを出しているサインだと思います。
そのサインを見逃さず、誰かを頼りながら
自分の心を守っていって欲しいです。

#鬱 #HSP#人間関係#仕事#悩み


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