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タックスヘイブン・ラグジュアリー世界「ドバイ」の闇①

お久しぶりです。
実はちょっと前まで、仕事でドバイにいました。
そして先月逃げるようにして帰ってきました。

キャリアぐちゃぐちゃ、現在も無職28歳です…
もうそうなるとわかっていても、怖くて帰ってきました。
なんでこんなことになったか、今日お話しできればと思います。
誰か仕事ください…(´;ω;`)

初の中東、国際都市Dubaiのキラキラはどこ?

10月の2週目、私は日本の友人たちに、
「すごい!ドバイ?!めちゃ出世じゃん!」と応援されながら、
憧れのエミレーツ航空に乗りドバイへ到着しました。

今思うと、飛行機に乗ってる間が一番幸せだったかもしれないです
謎に政治家の方に写真撮られてたり、CAさんたちと仲良くなったりと
今まで飛んできた中でも1番面白かったフライトでした。

空港について速攻思ったのは、出口までの距離がめちゃ遠い!
何分歩いたかわからない…きっと10分は余裕に超えているはず。

出口には、職場の日本人男性2名が待っていてくれました。
Pick UpのところからArrival Gateまでいくのに
こんなに苦労したことないです。

社長から託された、段ボール3つと
自分のスーツケース3つをカートに全部、自分一人で載せます。
誰も助けてくれない…(超過料金は25万超えてたw)

ひぃひぃ言いながら半泣き状態でなんとか載せて、
2人に会ってタクシーに乗りました。
職場のホテルに到着し、社長から託された段ボールを渡した後、
地獄を感じました。

3つあるスーツケースを男性社員1人が手伝ってくれて、
自分が泊まるホテルまで運んでくれたんですが、
普通に歩くのも13分かかるのに…歩いて行きました。

事前に調べていたドバイの風景とは真逆で、正直スラムのような街並みと
埃っぽい空気と暑さにうげっとしました。
なんとなくこの街の雰囲気が私は好きになれず、
次の日、自分の直感は信じるべきなんだなと、体感します。

これだけ先に言えるのは、
海外移住は絶対に、一回観光でもいいから下見してからが一番ですね。
特に中東みたいに情報が少ないエリアは!

到着2日目にしてがっつり仕事&しつこい男性陣

なにが普通なのか正直わからないんですが、
到着2日目にしてがっつり仕事しました。
ま、なんなら初日にもミーティングに強制参加させられて正直へとへと…
なんとなくここで労働環境やばそう、と感じました。

まず、日本で聞いていた労働条件などが
全然こっちで聞く内容と違いました。

週1休み、祝日は6か月勤務しないと休めない、
有給は30日あるけど1年働かないと使えない&使うタイミングは限りあり、遅刻したら罰金

えっ、これ本当に法律的に許されてるの?と疑い始めてしまいました。
事前にドバイの労働環境についてそこまで調べていなかった自分にも
非があるものの、罰金制度があるのはちょっとびっくりしました。

そして労働ビザが用意できてないといわれ、
事前に送っていた書類は何だったのだろうか?と驚きを隠せませんでした。
労働局がもし来たら走って逃げて、と言われては?と思いました。
この時点でもう帰りたかったです。
ビザがないということは、銀行口座も作れなければ、携帯も契約できないし、賃貸探しもできません。
この日銀行口座を作れるもんだと思っていたので衝撃的でした。

ビザに必要だからパスポートもってきてくれる?と聞かれ
いや、パスポート以前データ送付してますが…というと
どうしても原本が必要と言われ、次の日に持っていきました。
本社オフィスのフィリピンの子が私のパスポートを持っていったので、
いつ返してくれるの?と聞くと、
「会社が管理するから、必要な時以外は会社が持つよ」といい、
かなり衝撃を受けました。

えっ?!これじゃ奴隷じゃない?!

なんで会社管理なの?と聞いても、それがルールだよ、ドバイじゃ普通だよ!としか言われなく、
自分のパスポートを他人に持っていかれるというのはなかった経験なので
怖くてしょうがなかったです。

日本人従業員に聞きますがどなたもドバイ以外の海外経験がなく、
「何がおかしいの?」状態。

他の支店のマネージャーに聞くと、
「パスポート持たせちゃうと会社のお金横領して、他国行かれたら追えないでしょ?会社を信用できないなら帰った方がいいんじゃないかな」と言われる始末。

この返しには私は正直、会社が従業員を信用していないくせになぜ、お前ら従業員に会社を信用しろと期待する?と頭の中でぐちゃぐちゃ考えました。

そんなこんなで衝撃的な事実を知ったその日、深夜1時すぎにして
やっと仕事が終わりました。
勤務先ホテルのフィリピン人セキュリティと仲良くなり、近辺のことを少し教えてもらって自分のホテルへ歩きました。

勤務先ホテルを少し離れると、
かなり雰囲気が変わり一気にスラム街ぽくなります。

道にごみはたくさんあるし、この国に来てびっくりしたのは
女性の圧倒的少なさ。
男性しかいないんじゃないかと思うくらい女性が少ない。

この国は出稼ぎで来る移民がアメリカの比重ではないくらい、
非常に多いということを来てから気づきました。

歩いていると、男性陣からジロジロ見られます。
嫌になり下を向いて歩いていても、声をかけられたり、
着いてこようとする男性陣が多く(NOが通じない人間)
この日、スーパーに立ち寄ろうとした瞬間に
人種のよくわからない人に声を掛けられつかまってしまい、
帰るのに40分以上はかかりました。

この時はこれがこの日だけでなく、
ほぼ毎日起きるとは私は予測してなかった…

今日はこの辺にしておこうと思います。
続きはまたの機会に…

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