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【シニアライフ日記】#12 チップ(tip)

冬に続きこの夏も日本に帰省している。
前回は次男と一緒だったが今回は私ひとり。
ひとりだと気が楽だ。

次男は地方検事局でインターンシップを週2回、その他の日は近所のマリーナのレストランで働いている。
当初は皿洗い係だったが、数週間前からサーバーをしている。
オーダーを取り料理を運ぶサーバーの仕事。

皿洗いの時の時給は州の最低賃金13.25ドル。
サーバーになると時給は9.50ドルに下がるが、その分チップが上乗せされる。
そう、サーバーはいかに担当したテーブルの客からチップをもらうか、が仕事になる。

日本にいる私宛に次男からたまにskypeからメッセージが届く。

「今日は3テーブルだけ担当してtipが100ドルだった!」
「今日は3時間働いて10ドルのtip」
「今日はバフェだったのでサーバーは一律25%のチップだった」

などなど。

当初はあまり乗り気ではなかったレストランの仕事だったが慣れてくると楽しんでいるようだ。

私も学生時代レストランでバスガール、ウェイトレスのバイトをしていたが当時の時給は320円~とかそんなもんだったと思う。

アメリカで食事をしていると
「チップって必要?」
と思うこと多々だが、サーバーの人たちの生活がかかっていると思うと、やはりチップは必要なんだろう。

いや、それ以前にチップなしでもサーバー達の生活が成り立つような給与体系が必要なのかもしれない。
が、これは各国の文化。
その文化は尊重したいと思う。


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