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教育虐待ということなかれ

今朝は学校会場での模試で朝から電車移動。

同じようなバックを背負った子どもたちがけっこうな数、乗っている。
緊張した顔の子、
無表情の子、
勇者のような顔の子、
黙々と参考書を読む子。

きっと自分の意思の子も、そうでない子も、よく分かっていない子もいるのだろう。

教育虐待という言葉がある。
知らない世界の人から見れば、
12才の子どもを1日何時間も勉強させて、
試験というふるいにかけ、選抜することは
虐待に思えるかもしれない。

もちろん暴力や罵り、親のプライドで子どもが犠牲になるのは虐待になるのだろうが、
渦中にいるものからすると、そんなのレアケースに思える。

ワールドカップが盛り上がっているが、
スポーツの世界はもっと厳しいはずで、
親だけではなく、コーチや、周りの大人に指導を受け、時には酷とも思える練習をしているはず。

勉強もスポーツも、
本人のやる気があり、
その気持ちを育てる環境があり、
お金や時間を多少惜しまず応援してくれる人がいて、
それが成り立っているなら良いじゃない。

がんばれって容易にいうくせに、
頑張らせていると虐待だなんて。

何事も渦中にいなければ見えない景色がある。
外野には言わせておけば良いのだ。

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