見出し画像

すこしこだわる

こだわり始めると、止め処がなくなってしまうのは人間らしいなと感じる。
私も数年前まではそうだったなと振り返ってみて感じる。

例えば、コーヒーに拘り始めるとコーヒーミル、ドリップボトル、ドリッパーからフィルターにもこだわり始めてしまう。

豆もいろいろと試し、毎回ミルで挽く。
そうして面倒くさくなってしまい、数か月後にはネスレになり、1年後にはインスタントコーヒーになってしまった。

オーディオに拘り始めたときは、スピーカー、アンプ、プレーヤー、レコードプレーヤーだけでなく、それらをつなぐケーブルにも数十万円かけるようになった。

今は、オールインワンコンポとスピーカーだけ。ケーブルも数千円の物で十分だ。何ならBluetoothイヤホンで音楽を聴くことが一番多く、それに満足できている。

カメラに拘り始めると、あのレンズならどう映るのか、あのカメラならどうなのか、など試し始めて止まらない。
そして、よく考えるとそれらは写真にはあまり関係がないと気付く。

カメラは1つあれば十分だし、レンズも気に入ったものが1つか2つあれば十分に写真を楽しむことができると気付く。
家族と過ごし、写真を撮っておくことが重要だなと思っている。

コーヒーの話に戻すと、mameiroという近所のイオンに入っているコーヒー豆の専門店でオーダーして買ったものを数千円のコーヒーメーカーで淹れている。
とても満足で、週末の朝を気分よく過ごせている。

手間もそれほどかからず、コストも納得できる程度だ。
『すこしこだわる』程度の生活が私には合っているなと感じている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?