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子どもが低学年のうちにやっておいた方がいいこと(お母さん編)

この間、ココロの師匠、キョウコ先生と5ヶ月ぶりの対談をしました。

(キョウコ先生についてはこちらに詳しく書きましたよ↓)

話題の大半が人生には一見役に立たないように見えて、でも一番心を潤してくれる存在(学生時代にハマった音楽や最近、沼ってるアーティストや韓国ドラマ)についてのガールズトーク♡
何時間、話したかしら?ってくらい花が咲きました(^o^)

そんな中、ちゃんと子育てや教育についての話もしましたよ。
受験業界キャリア30年のキョウコ先生の子どもとの関わり方、大事にしていることを聞かせていただけるのは、子育てコーチングをお伝えしている私としては大変勉強になることばかりです。

今回、お話しした中で私が感じたのは、中学受験は子どもが頑張るだけじゃなくて、お母さんも準備が必要だなぁ、ということ。

よく、Youtubeやブログなどで目にする「塾に入る前にやっておいた方がいいこと○選」とか「低学年におすすめの○○」とかってありますけれど、それって子ども向けのものばかりですよね。

でもお母さん(お父さん)こそ、子どもの入塾や、受験勉強が本格的になる前にやっておくべきことがあるのではないかと思ったのです。

ということで、今日はキョウコ先生と話して私が思う「子どもが低学年のうちにやっておいた方がいいこと(お母さん編)」について書きたいと思います。


①「受験の目的をハッキリ持つこと」


まず1つ目。
「受験の目的をハッキリ持つこと」です。

これは、○○中学合格!とか、偏差値○○!とかそういうものではありません。
「中学受験を通じてこんな力を我が子に身に付けてほしい」とか「我が子に合った学校を選択するために受験をするんだ」とか、「○○な環境で中学生活を過ごしてほしいから今、勉強するんだ」など、なぜ中学受験をするのか、をきちんと考えておくことです。

我が家は「我が子の自主性を最大限に尊重し、中学選択をすること」でした。

ツー太が足踏みしたときも、家族で迷いが生じたときも、「もうヤダ!」と感情的になりそうな時も、中学受験をする目的を、家族ともツー太とも共有して、何度も何度も確認し合うことで、「このままもう少し頑張ろう」とか「ちょっとズレている気がするから方向性を変えよう」と調整し、乗り切れたように思います。


②「お母さんの逃げ場を用意しておくこと」


そして2つ目は「お母さんの逃げ道を用意しておくこと」です。

受験が近づけば近づくほど、子どものことで頭が一杯になります。
過去問の出来不出来や、テスト結果に一喜一憂し、勉強態度にますます感情が揺さぶられます。
そうなると不安や心配から、余計に口を出したり、手を出したりしたくなるもの。
こうなると手や口を出す→思ったとおりに動かない→イライラする、バトルになる→余計な時間が取られ、勉強の質も量も減る・・・という悪循環に陥ります。

そんな時こそ、子どものために、お母さんの逃げ場が大事です。

私の逃げ場は

◆Netflixで韓国ドラマを見まくる!
◆編み物に没頭する!
◆少女漫画を読み漁る!
◆学生時代にハマったアーティストの曲(C-C-B!)をガンガン聞きまくる!

それでもどうにもこうにも行き詰まったときには、

◆心許せるコーチ仲間や、キョウコ先生にたっぷり話を聴いてもらう!

でした。

逃げ場は多くあればあるほどいいと思います。
そして逃げ場の一つとして、単に情報共有するだけでなく、マウントを取られることもなく、安心して話せる相手を見つけておくのもいいですね。

お母様方は子どもが勉強をしている横で、自分が楽しむことに罪悪感を覚えるかもしれません。
でもお母さんがココロを安定させておくこと、楽しんでいることが、結局は子どものためにつながります。
お母さんの纏う空気で、子どもがリラックスできて本来のパフォーマンスが出るからです。
お母さんが緊張状態で子どものお尻を必死に叩き続けても、そんな状態だといいパフォーマンスなんて出ません。
子どもへの愛情が深いからこそあえて、「遊ぶ」、「逃げる」 
んです。


③「子どもの可能性を信じる練習をする」


そして低学年のうちにやっておいたほうがいいこと3つ目。
「子どもの可能性を信じる練習をする」です。

ツー太の受験を通じて私がなかなか出来なかったのが「子どもの可能性を100%信じる」ことです。
育児本や子育てコーチング本でよく書かれている「子どもを信頼しましょう」ってやつです。

「志望校に落ちても受かっても、この子は大丈夫。」という確信が持てなかった。
だから「落ちたらどうしよう」という不安をゼロにすることができませんでした。

このことをキョウコ先生に話したところ、面白い表現をされました。
「なんの準備もなく“信じましょう”って言われても、それは宗教に勧誘されたようなもので、信じることなんかできないです。」と。

そう、そうなんですよ!

私はもともと不安が強くて、子どものことが心配で仕方がない母でした。
だから手も出すし、口も出すし、放っておくことができませんでした。
私がやらないと子どもはできないと思っていたし、放っておくことで何かを失敗させる勇気もない母親でした。

そんな私がツー太が4年生の時にコーチングを学び始め、そこから関わり方を変え、本当に少しずつ、少ーしずつ、「子どもの力を信じる」ことができるようになりました。

だからといって、コーチングを学んで「100%、息子の可能性を信じています!」って言い切れるかと言ったら難しい。

「この子は大丈夫」と思える日とそうでない日が、最初は0:10の割合だったのが、1:9になり、5:5になり・・・とグラデーションで変化していくものだから。

だからこそ、なるべく子どもが小さいうちから「結局、どんなことがあってもこの子は大丈夫」って思えるような関わり方、多少の失敗を見守り、待ち、子どもの意見を尊重するような関わり方をを練習し続けておくのが大事だと思うんですよね。
そうすることで、子どもの点数や合否という表面的な評価、他人がつけた数値に心揺れることが少なくいられるのではないかと思います。

さてさて、長くなりました。
ガールズトーク♡が大半の対談でしたけれど、キョウコ先生との時間の中で、感じた「子どもが低学年のうちにやっておいた方がいいこと(お母さん編)」でした。
私の失敗や経験がこれから中学受験をされる方の参考になったらうれしいです(*^^*)


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