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子どもの「やだ」「無理」にイラッとしたときは

子どもに対して

「夕飯の前に宿題しちゃったら?」
「寝る前に時間割そろえちゃいなさいよ」
「学校行く前にプリントやってから行こうね」

なんて、提案をしたときに

「やだ。」
「無理。」

と返事が返ってくること、ありませんか?
これ、腹立ちませんか?


無理じゃないよーーっ!
やってよ!!

って。
以前の私は怒ってましたね ^^;

今日はこの子どもの「やだ」「無理」にイラッとしたときの対処法について書いてみたいと思います。



ママの心の中


「やだ」「無理」と言われたとき。
ママの心の中はどんな状態でしょうか?

  • このままだと子どもにとってネガティブな状況になりそうだから、それを避けるために言ってあげているのに

  • 後でフォローさせられるのは私(母親)で、そうなると面倒だから、私の思うやり方でやってほしいのに

  • やる工夫も努力もしてないくせに「無理」って一言で片付けないでほしい


つまり、ママの中に

「こうしてほしい」という願望と
「こうした方がいい」という正解

がある状態ではないでしょうか。

子どもの心の中


じゃあ一方の子どもは
どうして「やだ」「無理」と
言うのでしょう?

一般的に、言葉は何かしらの感情を反映しています。

子どもの状況を想像すると、、

  • 疲れている、眠い、お腹が空いている(体調が万全じゃない)

  • 遊びたい(他のことを優先したい)

  • やらなくちゃいけないことは分かっているのに、ママに先に言われて面白くない。(言われなくてもちゃんとできるのに!という反抗心)

などなど。

こうやって「やだ」「無理」という言葉の奥にある子どもの感情と、
それにイラッとくる自分の感情を深堀りしてみると、少し冷静になれます。

「やだ」「無理」の返し方


では、「やだ」「無理」と言われたときにはどう返したらいいのでしょうか?
今日は3つの返し方を考えてみました。

返し方その① 「承認&私は意見が違いますよを伝える]


まず1つ目。

「◯◯くん(ちゃん)には無理だと感じたのね」
「◯◯くん(ちゃん)はやだって思うんだ」

このように子どもの発言を一回受け取ってあげます。

そして“◯◯くん(ちゃん)には”という表現をすることで、
「その発言に私は賛同はしていないよ」、
「私は同意しかねるけどね」
を遠回りに伝えます。

つまり、

あなたの言い分はわかった。
でもね、、、

と子どもを認めつつ、
こちらの言い分を伝えることができます。

返し方その②「状況を言葉に置き換えてあげる」

次に2つ目。

「きっと疲れてやる気がしないのね」
「テレビを見たい気持ちが勝っちゃってるから、面倒だって思うんだね」

のように子どもの今の状態に名前をつけてあげます。

子どもは「今はできない」「やりたくない」感覚的な気持ちを
「やだ」「無理」という一言で伝えようとしているのかもしれません。

“疲れててやる気がしない”

とその状況を言葉に置き換えてあげることで、
子どもが自分の状態を客観的に把握し、

「あぁ、この状態は疲れているからなんだ」
「疲れているとやる気が出ないんだな」

と理解することができます。

返し方その③「できていることを認める」

最後に3つ目。

「今日は習い事、頑張ってたもんね」
「一日学校で、勉強したり体育やったりしたんだもんね」

など、できていることを探し、そこを認めてあげます。

そうすることで、

「できていないこと」
=ダメなこと
=ぼく(私)はダメなんだ、

という自己否定を避けられますし、

「全部ダメなのではなくて、“今” “このこと”についてだけ話してますよ」

のニュアンスが出るので、
「あなた自身はダメじゃない、ただその行動はいかがなものでしょう?」

と子どもの存在を否定せずに、行動にだけ「No」を伝えることができます。

さらにその後で・・

これら3つ

  • 「承認&私は意見が違いますよを伝える」

  • 「状況を言葉に置き換えてあげる」

  • 「できていることを認める」

を伝えたあとに加えると
さらに、子どもの行動を後押ししたり、
考えるチカラを伸ばせる関わり方があります。

それは「質問」してあげること。

「じゃあいつやる?」
「どうやったらできそう?」
「なにか手伝えることはある?」

と聞いてあげます。
それを聞かれた子どもは

「いつやろう?」
「こうやってやってみようかな」
「ここはできる、けどあれはできないから助けてもらおう」

のように、「やだ」「無理」と
やらなくてはいけないことを放棄せず、
自分で考えて行動する道筋を立てることができるようになります。

前もってできることは

もし普段、このような
子どもの「やだ」「無理」という一言に対して、

無理じゃないよ!
やりなさい!
ママ、どうなっても知らないからねっ!!

と感情的に言いたくなる場面があるママは、

次に同じようなことがあったら、
あの子にどんな風に言おう?

とシミュレーションをしておくと、
その場の勢いで怒ることなく、
子どもを否定せずに考える子になる関わり方ができます。

子どもの一言は、冷静なときに振り返ってみると
なんでそんな事にイラッとくるんだろう?と思ってしまうほど
ささいなこと。

でも、

家に帰ってきて、30分で夕飯の準備をして、
食べさせて、お風呂に入れて、、、

なんていうバタバタの状態や
自分もヘトヘトの状態で聞く子どもの一言は
お腹の底からイラーーっとくるもの。

だからこそ、冷静なときに

こないだはこんな状況だった。
じゃあ次はどうしよう?

を検証・シミュレーションをして、
試行錯誤を繰り返すことで、
長く続く子どもと信頼関係を築けると思います。

(私もまだまだ試行錯誤中ーー^^; )

今日もどなたかのヒントになればうれしいです  (^^)




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