子どもの言葉の奥にある「ココロの声」を聴く
もう8月も終わり。
お子さんによってはもう夏休みが終わった学校もあるかもしれませんね。
次男ツー太の学校は9月1日から新学期。
ですが、部活とゲームとアニメに明け暮れていたツー太。
一番苦手で、一番時間のかかるレポートの宿題が終わっていません。
さぁ、どうする。
本人が困って相談に来るまでは様子を見よう。
そう思って、しばらく見守っていました。
そして今日は8月29日。
まだ終わっていません。
8月30日・31日は終日部活なので、今日終わらせないといよいよ始業式に持って行くことができません。
「宿題、どう?」
「まだ、できてない」
「そっか、いつできそう?」
「今日やるよ」
そんなやり取りをしていましたが、どうも進んでいません。
そしてまたゲームをやり始める始末。
私もそんな様子を見てイライラしてきました。
「宿題はいつやるの?まだ終わってないよね?」
「あー、面倒くさい!できない!」
「面倒くさいとか言ってないで書けばいいじゃん。そもそもなんで今までやってなかったの?」・・・。
(だんだんコーチングを忘れていく私。。。)
でもその時、ふっと気づいたんです。
もしかして、「できない」と言っている言葉の奥には「できなくて困っているんだ」って気持ちがあるんじゃないかと。
私はゲームをして宿題から逃げている“行動”にばかり目がいってしまって、イライラしてしまってた。
そして「面倒くさい!できない!」という言葉だけに反応してたんですね。
でも「サボりたいわけじゃなくて、本当に困ってるんじゃないか?」っていう視点で宿題が進んでいないツー太を見ると、「やり方が分からないんじゃ仕方がないよね」と思えて、怒りがスーッと落ち着きました。
それでようやくコーチング的な関わり方を思い出した私(苦笑)。
「どんな宿題なの?」
「何が必要?」
「なにか手伝えることはある?」
と宿題のステップを分解してあげました。
そうすることで、それまで一向に進まなかったレポートが、
「携帯に入っている写真をパソコンに移動したい」
「写真を貼り付けてプリントアウトしなくちゃ」
「文章はプリントアウトした用紙に手書きで書けばいいよね」
と1つ1つ自分で考え、あっという間に仕上げることができました。
これで夏休みの宿題完了です。
よかった、よかった。
子どもの言葉。
ネガティブな言葉が出てくると、つい売り言葉に買い言葉で反論したくなりますが、
その奥にある「ココロの声」を聞いてあげると、案外、私たち親の気持ちも軽くなるし、問題解決が早くなるのかもしれません。
読んでくださって、ありがとうございます ^^ 「私も!」「私はどうかな?」と読んでくださった方の振り返りにお役に立てるような視点や経験を発信しています。 こちらの記事が「役に立った!」と感じたら、「スキ」「フォロー」「シェア」で応援してください♡