ヨーロッパの夏をみる映画。

曇りと雨の寒い冬が長い西ヨーロッパにも、5月になってやっと暖かい春がやってきた。
冬の鬱憤を晴らすように、そしてすでに日の入りが9時になっているのをいいことに、晴れた空の下テラスに腰掛けサングラスを頭に乗せ、各々ビールやワインを片手に、時には一人で、そして友人や恋人と時間を過ごす。

太陽が出て日が暖かい季節になると、暗くてしんみりとしてヨーロッパの景色から一転、バカンス気分漂う、太陽がなかなか沈まない美しい街並みが陽に映えるヨーロッパの夏に出会える。全く別の二つの世界。

Before Sunrise(1995)
私のアイコンにもなっている、世界中で大好きな映画の一つ。
夏のヨーロッパ、鉄道旅、ロマンス、ヒューモアの揃う、優しくて暖かくい、タイムリミットのある旅。日が長く、暖かくなって夏の始まりが見えてくると見たくなる一作。連作のBefore MidnightとBefore Sunsetもぜひご一緒に。


一番好きな、レコードストアのシーン

Call me by your name(2017)
言わずと知れたイタリアの夏の映画。今年はまたイタリアに、しかも友人のサマーハウスに行く予定なのでちょっぴりこんな夏を期待している。

New Cinema Paradise(1988)
少し昔の映画で、夏が舞台ではないのだけれど、シチリアが舞台なので地中海の陽気さと暖かさが感じられる。愛と信頼。名作。モリコーネの音楽にもぜひ耳を傾けてみて。

お気に入りの作品はこの辺りだけど、あとはギリシャを舞台にしたマンマミーア、旅するジーンズ、アマルフィの空の下で、なんかもおすすめ。バカンスの時期に向けて、ちょっとずつ心もバカンスモードにしていかないとね。


読んでくださって、ありがとうございます。 いただいたサポートで、朝にお気に入りのカフェでコーヒーをいただいて、少し本を読んで、それから新しいnoteを書こうと思います。