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最新版・今日から始められるブラマジデッキ解説【遊戯王マスターデュエル】

序文

皆さん、こんばんは。
今回は、ようやく新規カードが実装されて強化された【ブラック・マジシャン】デッキの紹介記事になります。

いやぁ、ようやく来ましたね!ブラマジ新規!
しかも、構築済みデッキに各種サプライと、今まで実装しなくてごめんと言わんばかりの大盤振る舞い。これは、この数か月待たされた分を帳消しにしてもいいレベルなのではないでしょうか?

それに、構築済みデッキが実装されたということは、この機会に新しく【ブラック・マジシャン】デッキに興味を持ってくれる人も増えるはず!
そんなわけで、今回はそういったプレイヤーに向けて、ブラマジデッキの入門編となるような記事を目指したいと思います。
既存の【ブラック・マジシャン】使いには「こんなの当たり前だよ」と言われる部分も多々あると思いますが、ご了承ください。

デッキレシピ

メインデッキ
モンスター 20
3《ブラック・マジシャン》
3《マジシャンズ・ソウルズ》
3《増殖するG》
3《マジシャンズ・ロッド》
3《灰流うらら》
1《ブラック・マジシャン・ガール》
1《幻想の見習い魔導師》
3《イリュージョン・オブ・カオス》
魔法 14
2《成金ゴブリン》
1《儀式の準備》
1《マジシャンズ・サルベーション》
3《黒の魔導陣》
1《イリュージョン・マジック》
2《墓穴の指名者》
3《魂のしもべ》
1《黒魔術の秘儀》
罠 6
3《無限泡影》
3《永遠の魂》
EXデッキ 15
1《超魔導師-ブラック・マジシャンズ》
1《超魔導戦士-マスター・オブ・カオス》
1《ガーディアン・キマイラ》
1《フルール・ド・バロネス》
1《幻想の黒魔導師》
1《真紅眼の鋼炎竜》
1《星杯竜イムドゥーク》
1《聖魔の乙女アルテミス》
1《トロイメア・フェニックス》
1《見習い魔嬢》
1《I:P マスカレーナ》
1《暗影の闇霊使いダルク》
1《トロイメア・ユニコーン》
1《神聖魔皇后セレーネ》
1《アクセスコード・トーカー》

デッキの基本戦略

このデッキの動きについては過去の【ブラック・マジシャン】紹介記事でも散々触れていますが、とにかく《黒の魔導陣》と《永遠の魂》を揃えて戦況をコントロールする。これに尽きます。

①の効果で相手ターン中に《ブラック・マジシャン》を場に出し……
②の効果で相手の場のカード1枚を除外する。

そして、この《黒の魔導陣》と《永遠の魂》(それと手札か墓地に《ブラック・マジシャン》)を場に揃えるために必要なのが、以下の各種サーチカードたち。

デッキから《ブラック・マジシャン》を場に出す
《黒の魔導陣》か《永遠の魂》をサーチする
要するに"ブラマジ"カードをサーチできる

これらのサーチカードを駆使して《黒の魔導陣》と《永遠の魂》を場に定着させ、《黒の魔導陣》による妨害でゲームを長引かせた後、頃合いを見計らって《黒魔術の秘儀》からの融合召喚などでモンスターを一気に展開し、素早くゲームを終わらせます。

バトルフェイズ中に攻撃し終わったモンスター同士で融合召喚する

新規カードで何が変わった?

一番大きな変更点は、サーチカードに《イリュージョン・オブ・カオス》が追加された点ですね。

待望の新規カード

このカードが本当に強力で、このカードから《マジシャンズ・ソウルズ》か《マジシャンズ・ロッド》をサーチすることで、間接的に《イリュージョン・オブ・カオス》1枚からデッキ内の"ブラック・マジシャン"カード全てにアクセスすることが可能となります。
また、この《イリュージョン・オブ・カオス》自身も《儀式の準備》などの豊富な儀式モンスターサーチに対応しているため、今までの【ブラック・マジシャン】デッキの課題だった安定感の向上に一役も二役も買ってくれます。
これ1枚でようやく【ブラック・マジシャン】がちゃんとしたデッキになったといっても過言ではありません。

他にも、新規カードの中には《竜騎士ブラック・マジシャン》へのアクセスを容易にする《合体竜ティマイオス》、ゲームの長期化に貢献できる《マジクリボー》、ランク7エクシーズを狙える《クロニクル・マジシャン》、フィニッシュ性能の高い《超魔導戦士-マスター・オブ・カオス》など、小粒ながらも戦略の幅を広げてくれる優秀なカードが揃っています。
そして、これらのカードを《イリュージョン・オブ・カオス》で状況に合わせてサーチすることも可能なため、今までと比べてデッキ構築の幅がかなり広がったのではないかと思います。

このデッキと相性のいいカード

《聖魔の乙女 アルテミス》

《マジシャンズ・ロッド》を場からどかすためのカード。
場の《マジシャンズ・ロッド》を素材にリンク召喚し、相手ターンに《永遠の魂》などを発動することで、アルテミスをリリースしてロッドの②の自己回収効果を発動できます。
地味ですが、このデッキではもはや必須級といっても過言ではないプレイなので、ブラマジデッキを組む時に最低1枚は生成しておきたいカードですね。

《星杯竜イムドゥーク》

こちらは《ブラック・マジシャン》を場からどかすために使うカード。
《黒の魔導陣》が「《ブラック・マジシャン》を召喚した時」に反応する効果なので、そこそこの頻度で一旦《ブラック・マジシャン》を場から離して《永遠の魂》で蘇生したいというシチュエーションが発生します。その時に使う1枚ですね。

《見習い魔嬢》

上記の2枚と同じ用途で、2体以上のモンスターを場からどかすために使う1枚。
モンスター2体で出せるリンクモンスターは他にもいるのですが、このカードは《永遠の魂》のデメリット効果に巻き込まれても②の効果でアドバンテージの損失をいくらか取り返せるのが偉いです。

《ガーディアン・キマイラ》

《黒魔術の秘儀》で融合召喚できる汎用融合モンスター。
書いてあることが雑に強いです。以上。

《フルール・ド・バロネス》

《ブラック・マジシャン》と《灰流うらら》でシンクロ召喚できる1枚。
2枚消費でモンスターを1体立てるだけですが、このカード自体がかなりのパワーカードなので、手札が事故り気味な場合の予備プランとして機能します。

《真紅眼の鋼炎竜》

《ブラック・マジシャン》2体で出せるエクシーズモンスター。
主に相手の残り少ないライフポイントを削りきる時に使うカードです。

《儀式の準備》

なんのデメリットもなしに《イリュージョン・オブ・カオス》をサーチできます。
たったそれだけですが、これだけでお釣りがくるほどに強力です。

《成金ゴブリン》

"ブラック・マジシャン"カテゴリには《黒の魔導陣》や《魂のしもべ》など、デッキトップを操作できるカードが何枚かあるので、それらと組み合わせて好きなカードを引き込むことが出来ます。
このカードを上手く使いこなせるようになったら一人前のブラマジ使いです。

《虹光の宣告者》

たまに使うカードその1。
主に《宣告者の神巫》や《月女神の鏃》などでEXデッキから直接墓地へ送り、③の効果で《イリュージョン・オブ・カオス》をサーチするために採用するカードです。
一応《マジシャンズ・ソウルズ》と《灰流うらら》でシンクロ召喚することも出来ますが、召喚条件が《フルール・ド・バロネス》とほぼ同じなので、場に出すことはあまりないかも?

《スキルドレイン》

たまに使うカードその2。
あまりにも極悪カードすぎて普段は採用していませんが、デッキのメインギミックが場のモンスター効果に依存していないため、このデッキでは汎用罠カードとして運用することが出来ます。
一応、こちらも《マジシャンズ・ロッド》を使いまわす動きができなくなるのは若干手痛いですが、それ以上にこのカード1枚で機能不全に陥るデッキが多いので、リスクに見合ったリターンは取れているかと。
それに、このデッキは《黒の魔導陣》による除去は得意ですが、各種モンスター効果を咎める専用カードは若干使いづらいカードしかないので、その弱点を埋められるという点でもこのデッキと相性が良いです。
どうしても勝ちたい場合などに使うと良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は基本的な構築を解説しましたが、【ブラック・マジシャン】デッキには他にも《黒魔術の秘儀》などからの融合召喚をメインに据えた融合型や《ブラック・マジシャン・ガール》とのシナジーを中核に据えた師弟型など、同じカテゴリとは思えないほど多彩な構築があるので、そのへんもまた機会があれば紹介してみようと思います。
それでは、また。

追記:リプレイ動画をアップしました


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