バリキャリ女が経営者夫を支えることは難しい?
あのまま仕事を続けていたら、
実業家の夫を支えることはできたのだろうか?
仕事を辞めてからふと思うことがある。
夫と結婚するまでは、
大学を卒業し大手企業で15年、
その中ではヨーロッパへ海外赴任もさせてもらって、
着実にキャリアアップをしていく典型的なバリキャリ女だった。
朝の8時から夜の20時まで、
十二時間働くなんてことはザラで、
ある意味それを楽しんでいた。
仕事が生活を占めていた。
けれど、アメリカにいる夫と結婚してからというもの、
夫と会話をする時間は日本時間午前中。(アメリカ時間の夜)
仕事を続けていたとしたら、会話する時間はほとんどなかったと思う。
平日の会話時間はさておいたとしても、
もし仕事を続けていたら、
夫のビジネスの話を聞くだけの心の余裕はあっただろうか?
想像するに、私は自分の仕事のことで頭がいっぱいで、
「あなたの話に付き合ってられない」
「心穏やかな気持ちで励ますことができない」
「私だって忙しい」と思っていただろう。
おそらく、こんな些細なことから喧嘩が始まっていくんだと思う。
仕事を辞めて、その空虚感に悩まされた数ヶ月だったが、
仕事を辞めて、よかったんだと思う。
そう言い聞かせている。
2022年も暮れに差し掛かり、ようやくアメリカに渡米して新婚生活を開始した。こちらにきてからと言うもの、新婚生活を楽しむ間も無く夫はさまざまな案件に追われ寝る・食べる・風呂に入る、以外はPCに向かっている。
私は「助っ人」として食事を作り洗濯、掃除。やっぱりバリキャリ女が経営者を支えることは難しいんではないかと確信した。
ただ、私も根っからのビジネスマンだったのもあって家事だけでは不満が募ってきたのも事実である。渡米してまだ2週間しか経っていないのに、この家事だけの生活に飽きてきた。「ビジネスがしたい」と言うよりかは、「人と話したい・交流したい・何かを成し遂げたい」という欲望の方が強いかもしれない。
今後、この表題に対する答えは変わってくるかもしれない。引き続きお付き合いいただけたらと思う。
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