私たちはもう漕ぎだした船の上
「違国日記」最終巻を読了しました。
「違国日記」は少女小説家の高代槙生が交通事故で姉夫婦の娘、高校生の朝を引き取り、生活していく様子を描いた作品です。
試し読みでハマって、気分が落ちる度に何度も読んできた私にとってバイブルのような漫画です。
特に台詞まわしが大好きで各巻に好きな台詞があるのですが、今回は最終巻を読んで思ったことを書いておきたいと思います。
最終巻の冒頭で、槙生はいつしか朝の生活を基準に出来事を記憶するようになってきたことを友人の笠町くんに話します。
笠町くん