2024/8/13プノンペン散策
プノンペンで泊まったホテルは一泊3500円ほどで朝食付き綺麗な個室とかなり良かった。洗面台周りを小さいアリが列を作っているのはご愛嬌。シャワーの使い方がどうにも分からなくてやむを得ず宿の人を呼んだら、宿の人もあれれ?と困惑しながらシャワーの蛇口を探す。結果、いかにも触れてはいけなさそうな水道管の一部分が実はスイッチとなっていたオチでした。。
今日は一日プノンペンに滞在する日にしたので市内を散策してみる。
カンボジアの内戦が終結して今の政治体制に移行したのが1993年。戦後30年というと日本では70年代半ばとなるのだが、なかなか想像しづらい。というのもそれだけ今のカンボジアが安定して発展しているようにしか見えないからなのだが、それもあくまで表面上のこと。
1970年代ポルポト政権時代の虐殺では当時の国民の約4分の1が殺されたということ。詳しい背景だったり全てを理解できているわけではないけど、多くの犠牲を経て今のカンボジア社会があることは留めておきたい。
カンボジアにも鉄道はあるということで、一応プノンペン駅にも行ってみる。一応というのも鉄道は一日一往復しかなく観光地のシェムリアップを通るわけでもないので今回乗車は断念。
駅舎は新しく改修されているが実質ほとんどが携帯ショップとなっていて、駅の窓口は端にひっそりと構えているのみ。何だか物凄くもったいない感じがするので本数が増えたらぜひ乗りたい。
国立博物館も見学したあと近くのレストランへ。カンボジア料理を食べるということで名物のアモックを注文。
これってカレーみたいなやつですよね?と聞いたらいやカレーとは違うと言われたけど、、ココナッツミルクをベースにしたまろやかなカレーという感じ。もう少しコクがあってもいいかな。
デザートも食べないかとあれこれお勧めされて、どうやらFresh mangoes with coconut sticky rice puddingというのがカンボジアのデザートらしい。
coconut sticky rice pudding の時点で甘いお米ということは分かる。ここでピンとくるのが、海外の緑茶は甘くて飲めないことだ。馴染みのある食べ物が普段とは180度違う味付けにされれしまうと舌が受け付けないというやつ。それでもここまで来たんだし、ここはあえてcoconut sticky rice pudding とやらを食べてみようと決断した。
想像通りのねちゃっとしたデザート系のお米。恐る恐るお米を口にすると、団子とかあんことかでもないよく分からずしんどい甘さ。ココナッツミルクで煮詰めて甘くしたお米。なにもお米を甘くしなくても、、デザート系のお米ならおはぎもあるんだけど、またそれとは違う。(あれはあんこがメインだし…) ぞくぞく震えるようにお米を食べてはマンゴーで舌を癒す。お店の人から味はどう?って聞かれて何とか言葉を捻り出してfantasticと答えたら爆笑された。他にもっと良い表現があったのかもしれない。
その後はインチキトゥクトゥクおじさんを撒いて王宮を散策したりしたけど、後半は暑さのあまり記憶が薄っすらしているので省略。
晩ごはんは塩っぽくて安心感のある麺類を食べたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?