人生100年時代の厳しさとチャンス① ～女性のキャリアと再就職～

人生100年時代。
（※特定を避けるため、設定を少し変えて記載する。）

難関大学を出て有名企業に就職された女性。とある集まりで知り合い、話を聞いてくれ相談に乗ってくれと言われた。入社数年で結婚、その後すぐに夫の転勤で仕事を辞めて、専業主婦に。数年過ごした後、やはり働きたいと思ったそうだ。就職活動を始めたものの、仕事がないという。

開口一番、「私は難関大学で有名企業での勤務経験があるのに、転職先がないのです」。実際はここまで直接的ではないが、それに近しい発言をした。勘の良い方はこの先の展開がご想像できるであろう。下らない居酒屋談義、ご興味ある方だけ、この先へどうぞ。

これまでのご経験を伺ったものの、有名企業数年の勤務経験。同じような仕事をしている人は世の中に数千人、数万人いるような状況だ。経験年数からしても専門家と言える段階ではなく、丁稚奉公で信用と実績を作っていく段階である。