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キャリアコンサルタントへの道案内  ~4.試験対策! 学科編~

こんにちは、日夜です。
前回は養成講座受講開始と受験勉強前半を取り上げましたが、いよいよ養成講座が終わってからの勉強についてまとめていこうと思います。
👉前回の記事はこちら
キャリコンの試験は学科・論述・実技と3つをクリアする必要がありますが、1回でまとめきれないので今回は最初の関門、学科から。

1.理論家対策はとにかく出会う回数を増やす!

キャリコンの養成講座でも序盤に沢山習う、理論家たち。
とにかく、数が多く、そしてキーワードも多い!
1回で覚えられる方はそう多くないと思います。

私は25回試験を受験しましたが、直近の試験は暗記だけでは対応できない問題も増えているように感じます。
ただ、逆に言うと理論家の問題は覚えてさえいれば確実に得点にできる内容となるため、対策していなければ合格との差は開くのではないでしょうか。

といいつつ、私自身、何度やっても覚えられない理論家は結構いました。
とにかく出会う回数を増やすしかありません。
1回しかあったことない人は余程強烈な印象がない限りぼんやりとしか思い出せないのと同じで(?)、とにかく会う回数を増やすことで定着を狙うべし。
私が試したのは以下の方法です。
*まずは教科書を読む、とにかく読む。
*理論家とそのキーワードを単語帳に書く
→通勤時間に理論家名からキーワードが出るか、キーワードから理論家名が出るかチェック。単語帳なら小さくて重くないので億劫になりません。
*白い紙に理論家、キーワード等を何度も書く。視覚と触覚を使って覚える
*上記の対応で慣れてきたら一問一答の動画で答えられるかチャレンジ。
最初のほうは本当にできないです(笑)、でもあきらめないで…!
「キャリコン 理論家 一問一答」と検索すれば動画もたくさん出てきます。
私がお世話になっていたのは主に以下のチャンネルでした。
ご参考までに。

2.資料集をあなどるな!

キャリアコンサルティング関連情報集というのがあります。
私の受講したキャリコン養成講座ではこの資料集が教材としても登場していましたが、この資料集、とにかく情報がまとまっているのでしっかり読んだほうが良いと思います。

キャリアコンサルティング関連情報集特設サイト | 特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会 (career-cc.org)
25回試験で「人材版伊藤レポート」の出題がありまして、
養成講座の仲間からは「聞いたことなかった…」という話を聞いたのですが、ちゃんと載ってます(笑)
押さえておきたい法律や制度、数字などはある程度網羅されているので確認しておくことをおすすめします(ただし、出題される年度は注意!)

ちなみにこの冊子はA4で持ち運びしづらかったので家で読むようにしていました。

3.教材は買いすぎない。養成講座の教材を活用!

受験勉強でもあるあるだと思うのですが、教材を買って満足するのが一番危険だと思います(笑)
私の養成講座は「知識確認テスト」という4択問題100問が課題として出ていたのですが、これをひたすらテキスト代わりに使いました。
ノートを見返したところ、本番までに5週以上やっていました。
最後の方は答えを覚えてましたが、そのレベルまでとにかくやり込むようにしました。
ポイントは、正解以外の選択肢についても何が違うか、説明できるようになることだと思います。
これが最初は時間がかかってかなり骨が折れる作業なのですが、
当日も4択で何が間違っているか判断していく必要があるので、
日頃からやっておくと当日も焦らず対応できるのではないかと思います。

私は以下の本を追加の学科対策として購入して使っていたのですが、
学科対策は本当に色んな本があるので、可能なら書店で見比べて選ぶのがいいと思います。

有名どころは、「みん合」でしょうか。

4.過去問はとにかく4回分をやり切ること

過去問は3回分がHPに掲載されていますが、
試験日に一番古い回(3回前)が表示されなくなるので、
更新前にダウンロードしておくと4回分無料で手に入ります。
過去問もメルカリなどで過去の問題が沢山販売されているようですが、
出題形式がものすごく変わった!とかでない限り、4回分を何度も解くことで十分だと思います。
(実際、同じ養成講座を受験された方でメルカリで買ったけど手を付けられなかった、とおっしゃっていた方もいました)

最初は点数が取れなくて心が折れますが(折れました、笑)、
とにかく正解も間違えたところもじっくり勉強するしかありません。
過去問だけは時間がかかる(隙間時間では対応できない)ので、お休みの日を過去問に充てるのがおススメです。

過去問解説はこの辺りのサイトを見ていました。
【キャリコン学科試験対策】過去問解説トップページ (careerconsultant-study.com)

5.一緒に勉強してくれる人を探す!

色々と書いてきましたが、私の合格を後押ししてくださったのは一緒に勉強している方の存在だと思っています。

養成講座は勿論ですが、キャリコンを目指すコミュニティにずっとお世話になっていました。
私が入っていたのはキャリコンスタディです。
キャリコンスタディ | キャリアコンサルタント資格取得のための試験対策ポータルサイト (careerconsultant-study.com)

これは次回以降書きますが、無料のロープレルームなどの運営もしてくださっています。
学科対策としては有料講座もありますが、無料で使える範囲として、
LINEのルームに入ると毎朝知識問題の解説と確認問題を出してくれます。
朝、通勤電車に乗ったらこれをやる!と決め、キャリコン勉強を習慣化させるようにしました。
ちなみに、ルームにいるのは同じ回の受験生なので色々お話しができて心強かったです。

6.時々、勉強場所を変えてみる。

ずっと家で勉強、疲れたな~
と思った時は、地域の図書館の自習室なども行きました。
地域の図書館、結構よいですよ!
冷暖房完備だし(笑)、周りも勉強しているので集中できます。
あとはカフェ勉強もしました。
疲れた時はちょっと場所をかえるだけでもリフレッシュできます。

7.学科対策は隙間時間を活用しましょう!

仕事をしているとなかなか勉強時間を確保するのが難しいです。
難しいだろうとは思っていましたが、やっぱり本当に難しかったです…。

まとまった時間勉強するのが難しいと判断したので
早々に隙間時間で勉強する方式に切り替えました。
主に使ったのは通勤時間、夜寝る前の30分。
通勤時間は一問一答やりながら寝てしまった、なんてこともありましたし、夜寝る前の時間は別の都合で(飲み会含む(笑))使えないこともありました。
可能な限り隙間時間を積み重ねて学科対策は完成に近づけられると思います。
実技など時間をしっかりとって対策したいものとメリハリをつけて対策するのがおススメです!