幸福のレシピ: あなたの人生を最適化するステップバイステップガイド
「いい感じに幸せに生きて行くには?」という、すごく抽象的な質問をいただきました。
まず、人生とは偶然ではなく必然であると前提条件にします。
次に、人生を意図的に作るためのレシピを逆算的に定義します。
人生は選択の連続によって構成される。
選択は人格によって構成される。
人格は体験によって構成される。
体験は環境によって構成される。
よって、「いい感じに幸せに生きて行く方法」へのアンサーは、「環境を最適化すること」と結論づけています。
ーーどんな環境に最適化すればいいの?
環境を最適化するためには、まずは「幸せ」といった抽象概念を具体化する必要があります。
書籍 『シンプルで合理的な人生設計 著:橘玲』では、"99%のひとの幸せには型がある" とされています。これについて興味がありましたら、要約動画や書籍で深掘ってみてください。
1. 社会資本
2. 人的資本
3. 金融資本
書籍では、これらをバランス良く積み上げることが「幸せの型」と言われています。
ーー社会・人的・金融資本って?
端的に解説すると、
社会資本
└ 人間関係の充実性を指します。
人的資本
└ 仕事で高く評価されたり地位名声を築くことを指します。
金融資本
└ ようするにお金持ちです。
寂しい、何者でもない、貧しい
などの痛みは、本能的に「幸せの型」を求めることで生じているのでしょう。
実際に、友達が多いひと、高い地位を持つひと、資産が多いひと、これらの人々は幸福という指標において等価です。
突き抜けたひとつを除いて他のパラメータが低いので、周囲からしたら幸福でも本人はまだまだ幸福への道の途中だったりします。
ーーじゃあ、お金持ちは幸せじゃないの?
お金持ちは3つの資産トロフィーの内の、ひとつを既に獲得しているため、表面的に幸せと感じる人が多いことは事実です。
しかし、あと2つ足りないことに気づいてからは、次の資産トロフィーを獲得しようと動き出します。
嗜好タイプによってはそのトロフィーを獲得するまでの過程が最もエンジョイできる時間とも言えるのですが・・・
ーーそもそも幸せってなに?
ただの満腹だと思いますよ。実感だけでいえば、極限まで我慢した尿を出した時の方が幸福感に包まれるでしょう。
幸福を卑下しているわけではなく、人生には何かしらの意味を見出さないとやってらんないのが人間という生き物なので、人生の最上級に「幸せ」を設置することで報酬系を刺激し、活力が出るのです。
食欲があれば満腹を目指すことと同様の本能的行動です。
ーーで、いい感じに幸せに生きて行くには?
社会資本・人的資本・金融資本を、バランス良く積み上げるために、環境を構築することです。
社会資本を積むならば気の合う属性との対外交流が活発な環境に身を置いたり、
人的資本を積むならば相応のスキルが身につく環境に身を置いたり、
金融資本を積むならば会話中に"億"が出るような環境に身を置いたり、
「周りの5人の平均収入が自分の収入になる」なんて言葉を聞いたことがありますが、どのような資産を積み上げるにも、環境ドリブンの人生設計は効果の期待値が高いです。
いい感じに幸せに生きて行くには?という、すごく抽象的な質問を、なるべく具体化してみました。
いい感じに幸せに生きて行くには、まずは環境を最適化してください。
1ヶ月で10の職種を体験するノマドニアは、
世界中に分散する感性で繋がる人々はコミュニティとして社会資本となります。
試住による日々の出会いもまた社会資本の一部です。
さらに、試職は社会資本や金融資本を積む上で根っことなるシゴトへの興味関心の発掘に貢献。
体験によって発注解像度や他の畑の市場理解を高め、金融資本の積み上げの加速に貢献。
いい感じに幸せに生きて行くには?へのアンサーとしては、理屈っぽい言葉よりノマドニアに誘ったほうが最適解なのかも知れません。