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抑うつ状態って何だろう?抑うつ状態とうつ病の違い

こんばんは。ゆにです。
このnoteへの訪問ありがとうございます。

突然ですが、抑うつ状態って知っていますか?
うつ病と何が違うかご存知ですか?

今日は、私なりに調べて知ったことを備忘録として記します。
稚拙な文章ではありますが、よろしければお付き合いください。

発症

2021年10月、仕事の人間関係で精神的に追い詰められ、限界を感じて精神科を受診したところ、「抑うつ状態」と診断されました。その日から服薬と診察による治療が始まりました。仕事を続けながら治療する道を選び、1年以上経ちました。

しかし、その方法ではいよいよ立ち行かなくなって休職することになりました。
さすがにうつ病って言われるのではと思っていましたが、そのときに出た診断書も「抑うつ状態」と書かれてました。

うつ病じゃないの?

正直、そう思いましたが、当時は精神的に追い詰められていたため、調べるどころか聞く余裕すらありませんでした。

今、やっと少し症状が落ち着いてきて、調べようという気が起きたので、自分なりに調べたり聞いたりしてみました。

抑うつ状態とは

抑うつ状態について、つくばねむりとこころのクリニックのホームページの説明が、とてもわかりやすいです。

抑うつ状態は、ストレスや身体的な状態など、さまざまな原因で気分が落ち込み、生きるエネルギーが乏しくなって、その結果、活動性が低下し、身体のさまざまなところに不調があらわれる状態です。一過性の抑うつ状態は健康な人にも起こりうる状態です。またさまざまな精神疾患、身体疾患、薬剤の影響などでも起こることが知られています。

日本人の4人に1人が、 一生のうちで一度は抑うつ状態(うつ病エピソード)を経験するといわれています。

つくばねむりとこころのクリニック

また、Wikipediaには、抑うつの言葉の意味について、次のように書かれてます。

「抑うつ」という言葉の「抑」は気持ちが抑えつけられた状態を意味する。うつが抑えられている、という反対の意味ではないので注意。英語の「depression(de=下に、press=押す)=抑えつける」に由来する。

出典:Wikipedia

抑えるという字が使われているから、うつを抑える症状と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これを読むと違うことがわかります。

ここまでのことを踏まえると、抑うつ状態というのは誰にでも起こりうる不調なのですね。健康な人なら一過性のもののようです。

うつ病とは

では、うつ病はどうでしょうか。
ご存知の方も多いでしょう。

うつ病とは、日常生活に強い影響が出るほどの気分の落ち込みが続いたり、何事にも意欲や喜びを持ったりすることができなくなる病気です。

Medical Note

正に、調子が悪い時の自分そのものです。
この状態になると、心が全て死んだような感覚になります。

また、先ほど引用したつくばねむりとこころのクリニックのページに、こんな記載があります。

健康な人に起こる抑うつ状態は自然に改善することもあります。しかし、抑うつの程度が強く、期間が長く続くなどの診断基準を満たす場合はうつ病と診断されます。

つくばねむりとこころのクリニック

自然に改善しない抑うつ状態は、うつ病と診断される可能性があるのですね。

私の場合

では私の場合はどうでしょう?

ここまでのことを踏まえれば、抑うつ状態が強いまま続いているから病的と判断され、治療が必要な状態だということは推測できます。

でも、診断書は抑うつ状態で変わりませんし、うつ病とは違うのでしょうか?

主治医の見解

疑問が消えなかったので、昨日診察時に主治医に質問してみると、次の答えが返ってきました。

「結論から言うと、あなたはうつ病です。抑うつ状態が続く場合は治療が必要になりますが、それがうつ病からくる場合と躁うつ病からくる場合があります。また、診断書にうつ病と書いてしまうと、診断が重く受け止められてしまうことがあるのと、実は躁うつ病だったと言うこともあります。うつ病だとしても躁うつ病だとしても、抑うつ状態であることには間違いがないので、抑うつ状態と書いています。」

つまり私の場合、主治医の見解では「うつ病」でもあり、「抑うつ状態」でもあると言うことでした。
プロフィールと初回の自己紹介記事に抑うつ状態と書いてしまったから、直しておきます。

主治医の先生、ありがとうございました!

理解したこと・学んだこと

・抑うつ状態は誰にでも起こりうる。
・健康であれば、抑うつ状態になっても改善する。
・抑うつ状態が強く長く続くだけではうつ病とは診断できないが、病的な状態であることには変わりないため治療が必要。

振り返り

正直、自分の症状を深掘りすることに意味はあるのかとの思いがありました。せっかく良くなりつつあるのに、また症状が強く出てしまうのではないかとも恐れていました。しかし、実際は症状が悪化することもなく、調べたことで自分を理解する手掛かりのひとつを見つけられたと思います。

今となっては、調べて記事にまとめて良かったと思っています。
noteのおかげです。

読んでいただき、ありがとうございました。
皆様もご自身のお身体をどうぞご自愛ください。

この記事が、どなたかのお役に立てたら幸いです。

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