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出張撮影フォトグラファーとして1周年を迎えました。

大阪に拠点を移して出張撮影フォトグラファー(SunflowerPhotography)として活動して8/17で1周年を迎えました。
この1年は新型コロナウイルスの影響で、日々状況を見ながら撮影を延期したり中止したりとままならないことも多々ありました。
ご予約いただていたお客様は柔軟に対応していただき本当に感謝しております。
会うといつも気にかけてくださったり、嬉しいお言葉も沢山いただきました。
1周年を迎えられたのはお客様のおかげだと感じています。
いつも本当にありがとうございます!

1周年という区切りでこちらで写真を撮り続ける理由やSunflowerPhotographyの名前の由来を書いていこうと思います。


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SunflowerPhotographyの由来

屋号のSunflowerPhotographyは、 Sunflower=ひまわりの花言葉「あなただけをみつめる」が由来です。
ご家族のご記念を残すことはもちろんですが、子どもたちに寄り添った写真を残したくて、花言葉の「あなた=お子様たち」という気持ちを込めて名付けました。
また、写真をとおして子どもたちの成長を見守っていきたいという思いから決めました。

8/17にSunflowerPhotographyをスタートした理由は、8月の誕生花がひまわりだったことと、私の誕生日が8/18なので、「誕生日の前日が立ち上げ日だったら絶対忘れないだろう!」という安易な考えもあります笑

写真の道を選んだ理由

小さい時の夢は保育士さんだったんです。
絵を描くのが好きで3歳くらいの時に、祖父にその絵をとても褒めらたのが嬉しくて、小学生は図工クラブ、中学生は美術部で、美術の専門高校に進みました。
高校の選択授業で写真を選び、私が撮った写真を専攻していたグラフィックデザインの怖い先生が初めて褒めてくださって、その時に写真は私の性格に合っていて写真の道に行こうと思いました。
父と母が私たち姉弟の写真を撮るのが好きで、家に沢山飾ってあって写真が身近だったこともあります。
また、中学時代に白血病を患った親友が最後に「この綺麗な世界で生きたかった」と残した言葉がずっと頭に残っていて、完全な私のエゴですが、彼の目になろう、綺麗であったり優しいと思う世界をカメラを通してずっと見ていようと思ったこともきっかけです。

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父と写真

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私は幼少期、母とご近所のママ友さんがママと子どもたちだけのお泊まり会をしたとき、「お父さんと一緒じゃないと嫌!」とギャン泣きし、しぶしぶ父に迎えにきてもらうというエピソードがあるくらいのパパっ子でした。
小学生の頃父と母が離婚し18年間父とは会えなくて、会えない間はそっと写真を見て、確かにお父さんはいたんだということ、こんなに笑って私たちを見てくれていたんだということがわかって、心の支えにしていました。

写真の専門学校を卒業して、最初に勤めたのはご家族の記念写真を主に撮影するフォトスタジオでした。
毎日スタジオにいらっしゃるご家族を見て、いつか私も父に会いに行きたいと思っていて、もしかしたらこのまま写真を続けていたら、父に会えるかもしれないと感じて、写真の勉強もしたかったのもあり東京へ上京。
上京したときに父から手紙をもらって会うことができました。
18年振りに会う父は病気を患っていて、最初に会ったのは病院。
術後意識が朦朧としてる時に、お見舞いに来てた私の体調不良にいち早く気づいてくれて自分の方が辛いはずなのに、先生に「娘を見てやってください」と言うほど、写真の中と一緒で優しくて、娘である私を第一に考えてくれる人でした。
父の看病で病院と家を行き来するのが1年続きましたが、その1年は何にも代えがたい大切な時間でした。

6年前に他界した父が大好きだった私にとって、家族写真は父が確かに存在していた証です。
父と母が残してくれた写真は私の宝物で、見るたびにいろんな感情が湧いてきます。
父が私たちに向ける優しいまなざし、あたたかい空気感、ちょっと笑ってしまうおふざけ写真。
父はもういないけれど、確かに存在したという記録がずっと残っている。
私にとって家族写真は特別なものです。

お仕事で撮影させていただいたお客様がお写真を見て、子どもたちと一緒に昔話に花を咲かせたり、元気をもらったり、前向きな気持ちになったりしてほしい。
将来子どもたちがお写真を見てまた笑ってくれたらと思って、私はご家族写真を撮り続けています。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも写真を通して、お子様とご家族の思い出作りのお手伝いをしていきます。

撮影させていただいたお客様のお写真はInstagramに載せています。
大阪を中心にご家族のご記念、七五三やお宮参りの出張撮影を承っています。
撮影のご依頼やお問い合わせなどは下記メールアドレスからどうぞ!
info@studio-sunflowerphoto.com



読んでくださってありがとうございます。頂いたサポートは撮影時に子どもたちを楽しませるものに使わせて頂きます◎