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ほめ言葉のシャワーを浴びて

買い物に出かけて
あ、これ素敵。と思うものに出会っても、
本当に要るかな?とつい迷ってしまう。


そんな私の例外は、旅行中の買い物だ。
旅の間は、心のアンテナに引っかかったものは、基本的に連れて帰るようにしている。

どうしようかな、と迷う時間も、
あとからやっぱり買おう、と引き返す時間も
旅先だと何だかもったいなくなっちゃうのだ。


そんなものたちの中で、お気に入りの一つが、
「ほめ言葉のシャワー」。

金沢の21世紀美術館を訪れた際に
ビビビ!ときたので連れて帰ってきたものだ。


「ほめ言葉のシャワー」とは元々ワークショップなのだそうで、
以下のような流れで進められる。

①参加者がそれぞれ「自分が言ってもらいたいほめ言葉」を折り紙に書く。
②参加者全員分の折り紙をカゴに入れてシャッフルする。
③1人1枚ずつ取り出す。
④2人1組でペアを作る。
⑤自分が手に取った折り紙に書いてあるほめ言葉を、ペアになった相手へ心を込めて贈る。

自分が書いたものを誰かに言ってもらうんじゃないの?と思ったのだけれど

誰かの言葉を読むことで
「こんなほめ言葉もあるんだ!」とか
「この褒め方、素敵だな」という気づきにつながるのだとか。

なるほど、面白いなあ。


で、そのワークショップの中で生まれた褒め言葉たちが
アンティーク調の可愛らしい挿絵とともに本になったのが
この「ほめ言葉のシャワー」というわけである。


どれもとても温かな言葉ばかりだったけれど
私がこんな褒め言葉、良いなあ!と思ったものを3つ、ご紹介。


あなたのそういうとこが好き

これ、ちょっと照れちゃうけど絶対に嬉しい。
自分には自分の良さがあるんだな、って思える気がする。


たまには ゆっくり いこうよ

たまにはね、肩の力を抜いてさ。
いつもなら通り過ぎちゃう景色に目を留めたって良いじゃない?って。

そんなふうに思える余裕を持っていたいし、
周りの人にもそういう声かけができる人でありたいなあ、とも思う。


あなたに聴いてもらってると
自分のきもちに気づけるみたい

実際に前、似たような言葉をかけてもらったことがあって
すっごく温かい気持ちになったのを覚えてる。

何か具体的なアドバイスができなかったとしても
気持ちを整理するためのちょっとしたお手伝いはできたのかもなあって
嬉しくなったんだ。



この本の最後には、
自分が自分に贈りたい褒め言葉を書くページがある。


どんな言葉を贈りたいかなあ、と考えてみた結果。

前に恩師からいただいて、
「これは照れる…けど嬉しい!!!」ってなったこの言葉を、
あえて自分から自分へ贈ろうと思う。

What a great smile! 
Let your smile brighten the world!




「これも確かにほめ言葉だなあ」とか
「こんな言葉をかけられる人になりたいなあ」と思える

あったかくて、優しくて、とびきり素敵な言葉たちが詰まった一冊。

皆さまも、ぜひ「ほめ言葉のシャワー」を浴びてみてください♫

いくつかお店でも取り扱いがあるそうですが
取り急ぎ、公式と思われるWEBショップを見つけたので貼っておきます。


ではでは、また。

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