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中小企業診断士 実務補習の振り返り②

今回私が参加した実務補習の日程は、以下の5日間です。
1日目:2月4日(金)
2日目:2月5日(土)
3日目:2月12日(土)
4日目:2月13日(日)
5日目:2月14日(月)

 ここで重要なのは、「5日間」というのはチーム(通常5~6名程度)単位での診断先企業への訪問やグループワークに要する日数であり、事前準備やインターバル間の個人作業を含めると、およそ2週間に及びます。
 前回記事<実務補習の振り返り①>のとおり、実習の一週間前頃から、担当指導員の挨拶、班の振り分け、担当決め(経営戦略・財務会計・人事労務…etc)のメールが続々と送られ、続いて診断先企業の概要や参考資料が送付されます。
 
 今回、私が経験したスケジュールは以下のようなものでした。
1日目:(AM)集合、オリエンテーション
             (PM)診断先企業訪問
2日目:(AM)ヒアリング内容の確認、意見交換
     (PM)報告書の方向性確認、インターバル中の作業内容確認

――――――6日間のインターバル期間―――――――

3日目:(AM)メンバー個人作業の統合・調整
     (PM)読み合わせ、再協議、修正
4日目:(AM)報告書最終調整
     (PM)印刷作業、発表リハーサル
5日目:(AM)診断先企業への報告会
     (PM)振り返り、修了証授与    

 私も事前に共有されたスケジュール表で知ったのですが、診断先企業に訪問してヒアリングや現場見学を行うのは、なんと初日の午後のみです。
 したがって、事前に配布された診断先の資料や会社HP、業界動向などによるリサーチから可能な限り多くの仮説を立て、そして初日のヒアリング・現場見学では短い時間でいかに企業の課題や経営者の考えを把握できるかが肝要になります。
 そのため、実習初日までには、事前資料をもとに財務、人事、マーケティング、生産管理など様々な観点から企業の課題を推察し、また図書館等にある「業種別審査辞典」などで当該業種の業界動向や財務指標の特徴・平均値をインプットするなど、初日の企業訪問に向けた準備を各個人で進めておくこととなります。

 指導員や班員との顔合わせは実習初日が初めてとなりますが、担当分野を決めたり、事前に個人ワークを進める関係で、既に連絡先は共有されているため、自然とメール上で自己紹介が済んでおり、さらに任意のグループウェアを使って共同作業ができる状態まで準備していることが多いようです(実際に私たちのチームも初日を迎えるまでにLINEでグループ作成・自己紹介済、Dropboxで共有作業フォルダ作成済の状態でした)。

 全体スケジュールと実習初日までの取組内容はこんな感じでした。
次回以降で、初日以降の取組について書きたいと思います。
―――――――――――――――――――続く

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