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社会派人間の脳内を覗いてみたい

私は、社会人として、あるいは母親としての責務を果たさなくていい、完全プライベートモードの自分はぴえん系入った小学四年生なので、ツイッター(Xですかね…)ではシルバニアファミリーかドラクエビルダーズ2か、坊主の大喜利かロリータのカリスマ青木美沙子さんの投稿しか読まないし、YouTubeも歌舞伎町のホストのライブ配信しか見ないといった有様です。

もう少し世の中の事象に関心を持てと言われそうですが、そういうのは脳のリソースを食うので、最小限に留めたい。ニュースも必要なものは読むけれど、見出しで十分な場合もあるし、さらにはそれについて自分の意見を述べるなんて、仕事でもないのにやりたくない。たまには関心があるニュース記事もあるけれど、ぽちぽち携帯に打ち始めたところで「ああっ、面倒臭え!」となって消してしまいます。

ところが、オフの時間(と思われる時間帯)に国際ニュースについて自分の意見を述べている人って、割と多いんですよね。何ならそれが呟きの九割くらいを占めている人もいます。だからといって何か政治的な活動をしている訳でもなさそうだし、仕事と直結している風でもないんだけど、普段から社会や政治に対する関心が高いんでしょうね。でなきゃあんな風に呟けないと思うんだけれど、正直、私には理解できない人種なので、可能な事なら彼らが完全にプライベートモードに入った瞬間の脳内を覗き見てみたい。昔流行った「脳内メーカー」みたいに、それぞれの脳の部位が考えていることを図で表してくれないかしら。彼らは完全にオフの時間に、私みたいにおバカな妄想もせず、常に社会を憂いているのだろうか。もしや寝る寸前の、難しいことなんて考えたくないような時間まで、世の中の終わらない戦争や人種差別や環境問題に頭を悩ませているのだろうか。

だとすれば世の中の社会派人間は一体いつ脳を休ませているのだろうと不思議に思うのだけれど、夫もこういうのが苦痛にならないタイプで、今朝も気候変動が云々みたいなパネルディスカッションを聞きながらコーヒーを淹れていて、二十年以上一緒に住んでいるのに、未だに何を考えているのか分からない。私は「大人として全く知らない訳にはいかない」とか「社会人として意見を求められる事があるから」という義務感でニュースを観ているだけ。でも、もちろんこんな人間だらけでは世の中は成り立たないだろうし、政治に関心のある誰かが、無能や倫理的に問題のある政治家を批判することをしなければ、21世紀の民主主義国家も、たちまち強者に支配される独裁国家に転がり落ちていくことでせう。
だから私は社会派の人たちに感謝すべきなんだろうけれども、理解出来るか出来ないかでいうと、正直さっぱり理解できない。どなたか、我こそ社会派!という方、どうか私の前に名乗り出て、普段何を考えているのかぜひ一度教えて下さい。ムチャクチャ話が嚙み合わなさそうだけど、それを肴に一緒に酒でも飲みましょう!

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