生きてます。HSP & ASDでもね。
【1】私について
こんにちは。
私は親元を早くに離れ、大学に進み、企業に入り、37年の勤務の間に管理職も勤め、定年退職するまで働き続けました。
現在、60歳。
結婚もしています。
子供の頃にはASD、ADHD、HSPなどといった概念はなく、自分の体質というか機能的な問題に気づいたのは、大人になってから。
それも50歳を目前にしたころです。
子供時代にはただの変な子として。
大人になってからは変な人、あるいは生き方がうまくない人として。
イジメられもしましたし、病気にもなりました。
命の危険も味わいました。
自分としては、無我夢中で生き抜いてきたサバイバー気分。
そして定年を迎えて、ふと、気づきました。
世の中には、私のような子供の養育に悩む人たちや、私のように生まれたことで苦しんでいるお子さんたちや、もしかしたらあの人はそうだったのかもしれないね、っていう故人たちの話はたくさんあるのに、私のように「生きてきて」「これからも生きる」人の話は少ないかもしれないって。
もちろん、誰もそんな話に関心がないって可能性もある。
でも、もしかしたら、若い頃にそういう概念がなかったから、診断された人が少ないってだけなのかもしれない。
需要がないならしかたがないけど、もしもただ単に「診断された人の数が少ない」ってことが原因なら?
ひょっとしたら私の実経験が、誰かの役に立つかもしれないんじゃないか?
それって、すごく嬉しいことだよね!?
……そんな思いから、このノートを書くことにしました。
実体験が元になりますから、似たような追体験から辛い思いをする人がいるかもしれません。
そんな場合は読むのをやめてくださいね。
もし、読む方にとって何がしかのヒントなり反面教師的な参考にしていただけるなら、嬉しく思います。
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