大学院に進んで5か月で、わかったこと

2023年4月に大学院修士1年になってから5か月。時の流れが早すぎて驚きます。
5か月大学院に在籍させてもらって、とりあえずわかったことを自分の考えを整理するためにも書き残しておきます。

結論。
自分がどれだけ物事をわかっていないかがわかりました。

私は、大学院に進む前は、進学したらいろいろなことがわかるようになり、知識が増え、高揚感や満足感を得られると軽く考えていました。
しかし、現実は全くの逆。
勉強・研究すればするほど、わからないことが増えていったのです。
知識はもちろん増えます。しかし、例えば1の知識を蓄えると10の不明点も一緒に頭の中に飛び込んでくるみたいな感覚でした。
何かを学ぶたびに、頭の中で、マイナス9というダメージを負います。
昔なら何のためらいもなく書けていたことも気軽に書けなくなりました。
いや、これはむしろいいことだと思います。
中途半端なことを書いたり述べたりするくらいなら、何もしない方が色々と得だからです。
しかし、やはり苦しい気持ちの方が強いですね。
先生や研究生の皆さんはとても良い方ばかりで、本当に人に恵まれているなと思います。
ただ、その人たちと自分を比べると、自分の浅さというか頭の悪さみたいなものが明瞭な形で見えてしまったりしてそこもまた辛いです。

軽く心がやられているのですが、それでも頑張りたい気持ちはあります。
自分の研究分野は文学なのですが、どんなにつらくてもやはり自分は、重い1ページを地道にめくっていき、苦しみながら考え、震えながら文字にするしかないのです。

吐くまで頑張りたいです。

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