何故、結婚したいのか?とそれにかかる理想

 「早く結婚したいなぁ」と毎日のように言っている。母から、「結婚したいじゃなくて、好きな人見つけたいとか、そういうのないわけ?」と半ば諦めの空気を漂わせながら軽く罵倒された。

 そういえば、なんでそもそも結婚したいと思ったんだっけ?という哲学的問いに辿り着いてしまったのでこのnoteで内省してみる。

きっかけはJK2ねんせい

 そうそう申し遅れたが当方、今年で25歳になった。25歳になると四捨五入で30歳だからアラサーなんだよね🥺

 で、25歳がどうかしたの?って思われるはずなんだけど、この数字めちゃくちゃ大事なんですよ、個人的に。なんでか?っていうのをつらつら書いていきましょう。

 時は遡りJK2ねんせい(高2)-華のSeventeenとかいうやつですな。当時保健の授業でね、「結婚について」というアンケートがあったんですよ。

質問はQ1が「あなたは何歳で結婚をしたいですか。また何歳までに何人の子どもを産みたいですか。」Q2が「あなたが考える理想の結婚とは。(どのような人・年収・子育て・住環境など)」の2つ。JK2ねんせい当時の回答を書いてみるよ。(原文ママで)夢見るJKが過酷な大学受験とかこんなコロナ禍を経験する前の平成時代に“アンケート”として書き散らしたやつだから厳しいツッコミはやめてくれよな!

Q1:勝手な設定は25歳。でも、多分できない。こんな危ない世の中で子どもは産めない、というより育てられる自信はない。

Q2:年上、包容力がある、ジェンダーフリー、イケメンの医者、(いっそのこと、ジャニーズタレント?)、年収1000万円以上、タバコ吸わない、自己管理できる、肉食、ツンデレ、安定している人、料理できる人(自分は料理できない)、義父・義母いい人、お互い尊重・尊敬できる

 今見るとツッコミどころ満載のところと、令和になっても、いやアラサーになっても考えが変わっていないところもあって、成長したのかしてないのかわからないですねぇ。。

 そうそう、この時に25歳で結婚する!って書いちゃったから(?!)25歳ってめちゃくちゃ重要な年齢ですよってだけ。(単純すぎてアホなん?)いや、でもね、結婚って大学受験とか新卒の就活みたいに開始・終了の時期に決まりがあるものではないし絶対やらなきゃいけないものではないからこそ、こうやっておおよその年齢制限というかリミットを設けないと私はやらないのでは、いや、ただただ歳を喰ったBBAになるのではと危惧しているのだ。

 昔(社会人になる前)では「結婚できないと思うから、もう結婚しない前提で人生設計すっか」と思い、就活も手に職をうんちゃらで向いてもないIT業界に入ったんだったわ。だけど皮肉なことにその就職を機に結婚観というかそれにかかる価値観・考え方がガラッと変わった(はず)。

俺は強いおねいさんにはなれない。​

 最初に配属された部署が悪魔的に忙しい、社内で1番多忙と称されるところでした。独身貴族のおねいさんが多く在籍し(男性陣はほぼ既婚な件)、煩雑で大変な仕事は若手か独身貴族が頑張れよ(押し付け)な空気がそれとなくあり、24時間闘えますか?を体現するかの如く朝から死んだ顔でノールック・思考停止でコーヒーを買い、死んだ顔でPCに向かい、昼休みは「死んだんか?」って感じで寝ている人が多々。あとは昼休みにも仕事している人もたくさんいましたね。さらにみんな残業できるMAXの時間(20:00には帰らないとダメ)まで働いてました。(これ、後で見返すと死にまくっているね。。※最近、他部へ異動しました。。)

 昼休みに仕事はしてなかったけど(終わらん時はたまにしてた)それ以外はほぼほぼ当てはまる生活でした、えぇ。。 そんな生活をしてるとね、頭おかしくなってくるんですね。マズローの五段階欲求の最下層が死んでいるわけだから、そりゃそうなるよね。

 で、だんだん気づいていったわけですよ。「あっ、弊社の独身貴族のおねいさんたちみたいに仕事に全部を捧げる強い女になれないな。あんなふうに生涯独りで生きていけるほど強くなれない。おねいさんたち、可愛げないんだよな。。そんなふうにはなりたくない」と。

 JK2ねんせい〜大学生の時は「自分の世話もまともにできないのに他人の人生も背負う結婚やら妊娠・出産は無理ゲー」と考えていたが、死んだ社会人生活を送るうちに(特に日照時間が短く、凍えるクリスマス間近の冬至あたり!)帰ってきて「おかえり」って言い合ったり、一緒に美味しいものを美味しいと楽しく食べられる、そーゆー存在がほしいな。支えあって生きている存在がほしい=パートナーがほしい=結婚したい、となった。これが1番デカい考えの変化かなと思う。

 (因みにバリキャリで社畜極めた友人らは社会の疲労から恋人が欲しくなりマッチングアプリをはじめ、散々な目に遭うがまたアプリをやり、合掌の無限ループ)

 卒論で生命倫理(出生前診断関連)を書いてしまったことも相まって、子ども持つとか絶対無理と思っていたし、今の日本経済を鑑みてもこれからの時代で子育てとか渋いわと思う(これはJKのときから考え方変わらん)。がしかし、「この人の子どもを悪魔に魂売ってでもどんな手を使ってでも産みたい、遺伝子を残したい。」って思う、いや、思わせられるような人としか結婚したくないというように考え方・想いに変化があった。

少しは行動してみたが。

 ちらっと24歳あたりから結婚相談所に話を聞きに行ったり、結婚相談所の仲人さんの各種SNSをフォローしたりと行動はした。まぁ、当たり前ちゃ当たり前なんですが結婚相談所ってお高いんですよ。料金が。なのでまだ入会はしてないがしないと結婚できないなと思っているので、そのうち入ります。25歳のうちに。

 それはさておき、相談所でね、いろいろ見せてもらって、収入とか学歴とかいい人がめっちゃいるんですよ。でもね、俺は思った。「美男がいい!!!」と。お前の顔面は佐々木希さんとか白石麻衣さんじゃないんだから黙れよと言われるのは解っているが、何を隠そう人生で初めての推しはあの滝沢秀明氏。しかも、当方3歳の時。三つ子の魂百までって言葉考えた人、天才じゃん?そう、俺は美男が好き。

 そこで問題なのが、「帰ってきて「おかえり」って言い合ったり、一緒に美味しいものを美味しいと楽しく食べられる、そーゆー存在がほしいな。支えあって生きている存在がほしい=パートナーがほしい=結婚したい」って必ずしも美男じゃないとダメなんですか?案件。そうなんだよな、結婚は生活だから。。。ちょっとこれは割と真剣に検討しなきゃいけなさそう。もしかしたら、これも込みで遺伝子を残したいかに関わるのかもしれないが、強い遺伝子を残したいって思うのはもはや人ではなくヒトとしての本能なのかもしれない。(ほんとに?)

今ならあのアンケートになんて答えるか?

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