かたちの言葉、音のことば
紙の上で、言葉を何度も反芻する。
左手でページをめくれば
過去の文章に何度もアクセスできる。
記憶された考えを
時間を行き来して感じとる。
分からないことは本で調べればいい。
文字だけの世界はとても平和だった。
また、新たな作家に出会った。
言葉の奥には広大な空間が広がっていた。
どうしてこんな世界を想像できるのか
ページを読み進めるたびに感動した。
はじめて、作り手に興味を持った。
調べても見つけられない。
本を通してでしか知ることができない人だった。
平和な日常にスパイスを。
もっと知りたい
この刺激を体験したい欲に駆られる。
文字の外に出てみることにした。
≪感嘆の息をもらす≫