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軸ずらし転職の考察

就職参謀です。転職マガジン一つ目は、転職を使ってどのように理想の転職をするかという内容です。私自身気が付かないうちにこのような流れで転職をしていたのでネタとして取り上げます。

1.軸ずらし転職って?

motoさんという方が書いた「転職と副業のかけ算」という著書で紹介されている、職種は変えずに収入が伸ばせる業界に転職していくやり方の事です。

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私の場合は、新卒で通信業界→医薬品業界下請けを3社→小規模医薬品メーカー→製薬ベンチャー企業→メガファーマ という流れで来てますが、最初の一社以外は全て臨床開発職という、新薬の臨床試験をする職種で統一しています。無論、職種の中での職位は上げてながら転職してますが、前社ではこういう経験したのでこちらではこういう貢献をしたい、という志望動機を振り回しながら転職して、少しずつやれる範囲を広げていたのは事実です。

2.転職で年収上がる?

Motoさんほどでないですが年収も段階的に350→500→700→850→1000という感じで上がってきました。無論年収が上がるように前職の経験値を最大化して新しい経験値を積む分、責務の拡大やパワハラじみた事にも遭遇しました。同じ職位に転職しても年収は増えましたが、その要素としては英語力や現場経験値など採用側ニーズをどのくらい満たしているかが重要だと考えます。

3.転職はキャリアの交換

転職は年収を増やすだけでなく、チャレンジしたい仕事や理想のポジションに就く為の手段でもありますが、元の会社に居た場合のキャリアと新しい会社での経験値を交換する事でもあります。無論、移った先の会社のキャリア的な条件が前社を超えるのが前提ですので、皆さんが転職をしたい、と思いついた時は、何が不満で、転職すると何が得られ何を失うかを綿密に考える事を推奨します。超絶ブラック企業の場合は心身を一番に考えて退職後に転職しても問題ないですが、こういう時に同業界の同職種に水平移動するタイプの転職をしてしまうと再びブラック企業に入る可能性があるので、退職後に転職活動をする場合は焦らずポジションを検討するのが吉です。

まとめると、企業である程度目的を持ちながら働き、経験値を貯めたらそれを活かせる企業に移りながら市場価値を高める事が結果的に理想の転職、職場に近くなるという事をお伝えしたいです。まだまだ転職の理解が少ないうえ、働く人の中にある無意識なバイアスもnoteを通じて解消していきたいです。

助太刀感謝いたす