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JCL第3戦「広島トヨタ広島ロードレース」レースレポート

全日本に引き続き広島県中央森林公園にて行われた「広島トヨタ広島ロードレース」は暑さやハイペースな展開によりサバイバルなレースに。先頭集団に加わりながらも途中で脱落した谷が17位でチーム最高位となった。


リザルト

1位 山本 元喜(キナンレーシングチーム)
2位 増田 成幸(宇都宮ブリッツェン)
3位 トマ・ルバ(キナンレーシングチーム)

17位 谷 順成(那須ブラーゼン)
18位 西尾 勇人(那須ブラーゼン)
21位 西尾 憲人(那須ブラーゼン)


2週間ぶりとなる広島での戦い

全日本選手権に続き、広島県中央森林公園にて連戦となった「広島トヨタ広島ロードレース」。心配されていた雨は朝のうちに上がり、気温が高く蒸し暑い中行われた。

那須ブラーゼンは、谷と憲人をエースに据え、昨年同様に早い段階で強力な先頭集団が形成されると読み、前方で積極的に展開していくプランで臨んだ。


序盤に形成された先頭集団に谷が加わる

レースはスタートしてからアタックと吸収を繰り返すハイペースな展開に。序盤からエース級の選手たちが積極的に動き、2周目に強力な先頭集団が形成される。直前に動いていた憲人や他の選手はこれに乗れず、谷のみが先頭集団に入った。

ハイペースが続いた先頭集団では、遅れる選手も出たことにより、最終的に10名の先頭集団が形成された。追走グループには勇人、その後ろに憲人と大志という状態でレースが進む。竹村と金子は序盤のハイペースな展開によりリタイアに追い込まれた。


暑さにより消耗戦に

昼にかけて行われたレースのため、周回を重ねるごとに気温が上がっていく。湿度が高いこともあり、実際の気温以上に消耗するレースとなった。

先頭集団は、協調しながら周回数を重ね、ハイペースのまま進む。後半の7周目に入ると、勝負どころの三段坂で山岳賞のポイント争いでペースが上がり、谷が先頭から遅れてしまう。

消耗していた谷は、先頭に復帰することはかなわず、勇人のいた追走集団に飲み込まれた。

そのまま周回数を重ね、10位争いとなった追走集団で、谷が17位。熱中症気味になり遅れてゴールした勇人が18位、序盤に遅れたものの執念でゴールした憲人が21位となった。





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