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初春は花びら餅

昨年末に急逝された幼馴染のお母さんの形見の茶碗をいただいた。

茶碗
桐箱を正しく結べるのが大人のたしなみということで現在、練習中。 

せっかくお茶碗をいただいたので、早速お茶を点てようと、お菓子をデパ地下で探していると、今は「花びら餅」の時期でした。

花びら餅

花びら餅は、初春を祝う餅菓子で、この時期、京都の和菓子店前には「花びら餅」という看板が出ているのをよく見かけます。

その花びら餅。

初めて出会った時、正直、「お菓子に牛蒡??」と不思議に思っていたのですが、この花びら餅、時代は平安まで遡り、宮中のお歯固め(おはかため)の儀式が由来とされています。

お餅の中に、白みそ餡が入っているお正月のお雑煮も思わせる味わいで、これを光る君の藤原道長さんや紫式部さんも召し上がったのかしら、と思うとありがたい味に感じるのが私の単純なところ(笑)

お菓子の後は、お線香を焚き、いただいたおばちゃんに御礼を申し上げながら、お分けいただいた茶碗で一服。

今年は、お茶の作法だけではなく、美味しいお茶を点てられるよう、自宅で量稽古をする予定

京都人の友は、花びら餅好きで、この時期「ウキウキ」といろんなお店の花びら餅を楽しんでいるようです。

旅で京都にいらっしゃる方は「花びら餅」をご賞味されてはいかがでしょうか☺️

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