88歳のリアルな嘆きからの学び。自分だけが健康だけでは不十分。
どんどん高齢となる親世代が「集まれるうちに」と、先日、祖父の50回忌、祖母の37回忌を、集まれる親戚だけで行うということで、私も久しぶりに親戚の集いに顔を出しました。
子供の時、夏休みや春休みなどの長期休みのたびに、可愛がってもらっていた叔父、叔母達とも数十年ぶりに出会い、久しぶりに楽しく話しが出来た上に、実は大きな学びがあったのです
きっかけは叔母(88歳)との会話から。
彼女はお金や病気の不安はなさそうで、かつ昔と変わらぬお喋り口調だったので、幸せに暮らしていると感じました。
「おばちゃん、元気そうやし、楽しく暮らしてそうで何よりw」
と言ったんです。
そうしたら!
「日本人女性の健康寿命がだいたい75歳で、私は88歳でも健康に自分の身の回りのこともできて、こうして出かけることもできるけれど…」
と言いながら嘆きが始まりました。
その嘆きを書くと
叔母は現在住んでいる場所(地方都市)ではなく、別の都会で働いてからUターンしたので、
・働いている時代の友人は、近所にはいない。
・さらに、今いるところに戻ってからの友達も病気になったり、亡くなってしまったりして、気軽に食事に行く相手、ましてや旅に一緒に行く相手がいない。
・自分だけが健康でも、旅行相手や食事相手がいないと、張り合いがない
ということだったのです。
今まで、いかに健康寿命を延ばして生きていこうかと思っていた私には衝撃でした。
一方、88歳の叔母には、地元に85歳の妹M(この方もとっても元気)がいるので「Mおばちゃんと一緒にご飯食べに行ったらいいやん。」と勧めてみたのですが、「Mは外に出たがらず、家にいる方が好き。妹だからといっても、行動パターンが違えば、人生の楽しみ方は違う」とのこと。
ここでまた「確かに」!!!
叔母のこの嘆きのおかげで
今までは、自分がいかに健康的に歳を重ねていくかに注目してきましたが、気の合う、一緒に遊んでいる友だちにも、元気に歳を重ねていただく必要があることを痛感したのです。
友人のみなさん、
今よりさらに、食べるものとか、運動してるかとか、口うるさくなるかもしれないけど、お許しくださいね..(笑)
さらに、
「高齢になってから旅する」ということを考えてみると、同じ世代の友人の他に、20歳以上、若い友人たちもいた方がさらに幸せやん、とも思い始めました。
88歳の時に、同級生だけで旅行に行くのはちょっと心配でもあるし💦
つまり、私は今50代なので、30代の世代。
この歳になって無理やり友人を作る必要はないけど、ちょっとアンテナを立てておけば、若い世代の皆さんと外食したり行動を共にしながら、友だち関係を構築できそう…✨
人間関係は一朝一夕では作れないですしね。
最近「幸せな人生を送るには?」というテーマのこの本を読んで、やはりそうだよねぇと痛感していたので、叔母の嘆きはリアルにスムーズに私の心にインストールされたのでした。
ちょっとコンテンツ量が多いですが、ご興味あれば。
グッド・ライフ
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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
なんのために健康寿命を延ばしたいのか?を再認識できた学びの出来事でした。
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