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知能検査をしてみた

9月に知能検査で3度カウンセラーの元へ通った。
カウンセラーの元に行った経緯は
・最近好きな事をしていても幸福感を感じられない事、また生きてる意味や生きがいを見つけられなかった事
・ADHDの気質があると自身で思っていた事
が大きな理由だった。
決して病んでいた訳ではなく鬱と診断された事もない、純粋な興味本位で行ってみた。

カウンセラーの元で悩みなどを打ち明けて論理的に勇気付けられる結論を予想していたがまさか知能検査をしていただけるとは思わなかった。
結論、はじめての経験だったが自身の知能を数値化した形で開示してもらう事ができ、得手不得手を数値で知ることが出来たのでやってよかった。特に不得手なカテゴリが分かった事は今後気持ち的にかなり楽になると思う。

幸福感を感じられなかったというちっぽけだが自分にとっては大きな問題は西村博之が言った「人生は無意味、自分が生きてる意味と繋げない方が良い。家畜やそこら辺の微生物はそんな事考えていない。」という内容を受けて、小さな事に幸せを感じようという思いにシフトでき、日々の小さな幸せ(肉を良い感じのロゼ感で焼けたとかグルメレビューを褒めて貰えたなど)を幸せと今までより感じる事が出来るようになった。
その結果、幸福の感度も増した。本当に単純な単細胞人間で思い込み次第だったという話はさておき、今回行った検査は以下である。

▼ウェクスラー式知能検査

WAIS Ⅳ(ワイズフォー):16歳〜89歳の大人向け
WISC-Ⅳ(ウィスクフォー): 5歳0か月~16歳11か月の子供向け
WPPSI(ウィプシー): 3歳10か月~7歳1か月向け

カウンセラー曰く面白いプロフィールとの事だったので下記に共有された全てを記した。

※タイトルの写真は腰越海岸でのゴミ拾いボランティアでウミガメのマネをしていたらゴミと間違えられて捨てられそうになったシーン。今度この時の様子をコラムにしたい。


●全検査114
→検査で得られた総合点。

●FSIQ 110
→全IQ。総合的な能力。85〜115に75%が属す。
引き篭もりで東大に受かった人で140あったとの事。
このグラフを見て自身の知能と見合わせただけで自己肯定感が上がった為、これだけ聞いて帰るのでも良かった。

●言語理解 VCI 112
→言語理解、知識、概念化。
知能が高い水準にある。その割に言語や知識は平均値。知能高いのに勉強してこなかった表れとの事。ただ言語と知識は後天的要素もあり自身の興味ある分野を極めれば伸びる。結果VCI 120レベルまではいくだろうとの事。

→言語を見て理解する力は高い。コンサルなどに向いてるらしい。
※保育士など言語という概念がない子供や感情豊かな母親との長話、PTAなどには向かないらしい。

●ワーキングメモリー WMI 119
→新たな情報を記憶、短期記憶に保持、処理する能力。
PCでいうところのCPUが高い。先天的なものらしく親に感謝する。
7桁の数字の記憶力で高低を測った。
記憶興味のあるものを聞いて理解して定着させる力がある。
人の話を聞かないと言われるのはその人の話に興味がないという事。(つまりつまらない話は覚えが悪い為、極論、人の話を聞かない自分が悪いのではなく、興味を持てない話をする人が悪い)

●知覚推理 PRI 105
→視覚的な問題解決力、情報処理能力。
言語理解に追いついてない。低いわけではないが平均値。
周りからの見られ方としては、
「理解や知能が高くシャープな印象だが、
輪の中に入ると発言する内容は普通レベルで、あれ…?」みたいな

●処理速度 PSI 93
→複数の情報を処理する能力。
言語化されてないものを処理する力が平均値。
例えば「内定式後の辞退が多く、その原因を内定式に参加して内定者の表情などから読み取り所感を述べて欲しい」と言われた際の処理速度が速くはない。
動画などに撮って2、3回見直すといった対策を取れば何の支障もないとの事。

▼カウンセラーに言われた解説と自己認識した結論
・自分が思い込んでいるほど自身を過小評価しなくていい、むしろ知能は高く今後の見聞次第ではさらに上位枠に入る
・人の話を聞かないとよく指摘されるのは自分が悪いのではなく、その人の話がつまらない(という他責思考で一旦過ごしてみる)以前までは申し訳なさを感じ懸命に聞こうとするもどうしても集中出来なかったがこれは知能の問題なので仕方ないと認識
・興味を持った、集中して見聞した短期記憶にかなり長けていてカウンセラー絶賛、親の遺伝(恐らく母)
・言語理解力も平均値以上で知能が高いとカウンセラーより絶賛、なんか喜んでたので僕も嬉しくなった←
・ただその割には知識力が平均並みなので広く浅く勉強はしてこなかったのね、、と
・得意な点を伸ばし、不得意な点は伸ばそうとしないでいい、興味のある事しか伸びない
・言語化されていないものの処理速度が平均値
・普段シャープなのに人の輪に入ると普通の発言をする観点で「あれ?」と思われてしまう

▼評価点合計
検査で得られた純粋な点数のことを示す。
 
▼合成得点
評価点を基に、換算表を用いて導き出した得点になります。
結果として見る数値は、この「合成得点」です。
100を平均とし、その上下のばらつきを見て、発達水準を推定することができる。
 
▼パーセンタイル
その検査項目について、100人のうち下から何番目か、という指標です。
数が小さいほど認知発達の水準が低く、大きいほど認知発達の水準が高いということになります。
パーセンタイルが「18」だった場合、100人の内下から18番目ということになります。
 
▼信頼区間
測定値の信頼度と推定される数値の幅を示しています。
FSIQ=93 90%信頼区間 FSIQ=90~101の場合、
「FSIQは93でしたが、信頼度は90%で、90~101の間に位置すると推定されますよ。」ということです。

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