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せみのぬけがら

こっそりおすすめしたい映画・音楽・本についてのエッセイのいずれかを投稿します。月に三本。毎週月曜日に。最終週あたりはおやすみ。月額400円、アイスコーヒーいっぱいぶん。長さは15… もっと読む
感想文であり、推薦文であり、手紙でもあります。内容は読んでくださる方への秘密の合図のように、大好き… もっと詳しく
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記事一覧

その時に、信じられるだろうか 【Don't Look Up】

残された側 【Dear, Evan Hansen】

劇中に入ってくる音楽の感じが好きなので、よくミュージカル映画を観る。

出版不狂のなかで可能なおもしろさとは? 【パルプ・ノンフィクション】

パルプ・フィクションを観たことがない。

ほんものたち 【天の川銀河発電所】

俳句と短歌は似ているようで全く別のものだと思う。

なにかを探している 【HOW TO BE SINGLE】

書店で本を選ぶとき、観たい映画を探すとき、まず立ちはだかるのは「手に取りたいかどうか」という選択である。

思考と執筆の往復 【You are what you read.】

最近、書評をよく読むようになった。

機能美の文章 【暇と退屈の倫理学】

暇と退屈の倫理学という本を読んだ。

研究者の推し事 【時間とはなんだろう?】

時間とはなにか。 この壮大な問いを、大学の本屋さんでとつぜん突きつけられた時、少し考え込んでしまった。

ジャンルの成長 【映画大好きポンポさん】

他でもない、あなたについて 【人はなぜ宇宙人に誘拐されるのか?】

ブランドンは妄想型統合失調症で、頻繁に幻聴を患っていた。 (中略) 私「頭の中の声が聞こえることはありますか?」 ブランドン「いつもだ。たいてい、ひとりでいるときにやつの声が聞こえるが、そうでないときでも話しかけてくることもある。『黙れ』と怒鳴りつけるとましになる。邪魔してやるとやつはしゃべれなくなるときもあるんだ」 私「『やつ』とは誰のことですか?」 ブランドン「『ジェラルド』っていう、ろくでなしさ。FBIの人間だ。ぼくをつねに監視している。なんでも知っているんだ。

職業ではなく、生き方なのだ 【映像研には手を出すな!】

心の中に住んでいる小さな自分がこう呼びかける。 「そんなことしてる場合じゃないよ」、と。 積み重なったダンボール(一年分)や、特別免除申請を出さなければいけない年金の催促状(三通目)。研究室でやらねばならぬ諸々の作業たち。気合の入りすぎているTwitterの就活生や、バイトを増やさないとどう考えてもヤバい銀行口座残高。

目の前にいた僕だけが。【君は永遠にそいつらより若い】

そばにいてあげたかった。と思う時がある。

非合理的で、うつくしい【本の読める場所を求めて】

この本は、読書好きな阿久津さんが、同じく読書好きな人たちのために、本を読める場所「fuzkue」というお店をひらくまでの思考の記録。お店を作っていくまでの執念は圧巻だ。

ときどき意味もなくずんずん歩く人とごはんを食べたい【ときどき意味もなくずんずん歩く】

意味もなく歩きたくなる人って、けっこう多いと思う。