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タイムトラベラー 時間旅行者

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「私たちは時間を旅する旅人」をテーマにし、ありとあらゆるモノ、ヒト、場所にひそむ積み重ねた時間から、「今」を生きるヒントを探るマガジン。
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「令和」にこめられた来たる時代の願い -大伴旅人のこころの旅路 パート②

「令和」にこめられた来たる時代の願い -大伴旅人のこころの旅路 パート②

「楽し」にいたるまでに知覚した「空し」からの「悲し」漢文学から影響を受けた「梅花の歌三十二首の序」からの引用となる「令和」だが、その影響は他の語にもある。

「楽し たのし」(娯し)だ。

しかし、「楽し」にいたるまでには、旅人のこころの在り様の変化なしには語れないというのだ。そのこころの変遷とは、どういったものだったのだろうか-。



大伴旅人の歌がはじめて世にでたのは、神亀元年(724)三

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新元号「令和」が生まれるまで。大伴旅人のこころの旅路 ~パート⓵

新元号「令和」が生まれるまで。大伴旅人のこころの旅路 ~パート⓵

はじめて聴講した高岡市万葉歴史館の館長講座『「日めくり万葉集」を読む』。
4月12日のその日のお題は『万葉集と新元号「令和」』。けっして古文が得意だったわけでもないが、いわゆるミーハー心がうづき、81回目となるこの講座ではどのように解説されるのかが気になって参加した。

「梅花の歌三十二首」の序にみられる漢文学の影響「令和」のもととなった「初春令月 気淑風和」は、万葉集におさめられている「梅花の歌

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1,300年の時をかけ、日々を記録する場所

1,300年の時をかけ、日々を記録する場所

富山県高岡市にある港町、伏木(ふしき)。
ここは、今から約1300年前の8世紀、越中国府(現在の県庁)が置かれ、大伴家持が国司として赴任し、万葉集にある歌を詠んだ地である。

<大伴家持の官舎があったとされる旧伏木測候所地内>

そして時代は下り、明治16年(1883年)。この地に日本で初めての私立測候所ができた。
私費を投じたのは、地元で廻船問屋を営んでいた藤井能三。彼がこの測候所を作った背景に

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