兎《跳び込め》デッキでブルームバロウに備えよ!

  マジック:ザ・ギャザリングの新エキスパンション「ブルームバロウ」が8月上旬に発売される。小動物たちが暮らす可愛らしい次元のテーマにしたキャッチーな内容と、スタンダードローテーション後の最初のセットということで、新規客層を取り込むためにスタンダードをかなり意識したセットとなっている。そんなスタンダードで活躍間違い無しのブルームバロウの愉快な仲間たちをメインにデッキを組んで見たいと思うスナガガです！

スナガガの適当Zoo！

  スナガガが適当にアグロを組む時、次のように組むととりあえず形になるという適当雛形がある。それがこれだ。

クリーチャー
１マナのスタッツ高いカード２種８枚
2マナのスタッツ高いカード８枚とロード４枚
3マナの全体除去避けれるカード４枚
3マナの出たターンに仕事のするカード４枚
4マナの出たターンに仕事をするカード2枚
呪文
便利そうな呪文８枚
土地
22枚
  こんな感じでブルームバロウのカードを見ていくとなかなか形になになりそうだ。

主役こいつら！

    ブルームバロウの兎シナジーはなかなか強そうだ。2マナ域にこれだけのクリーチャーたちが揃っていれば、4、5ターンでゲームを決めることもできそうですね。

 これだけのウサギシナジーが整えば《跳び込め》はなかなか強そうだ。《穴ぐら守りの導師》を4/4にしたり、《腕利きの射手、フィニアス》でカウンターをばら撒きつつ1ドロー誘発なんていうのも狙えそうである。《渓間の冒険呼び》の占術が行えるのも嬉しいおまけ。《跳び込め》兎デッキの中核になり得るかもしれない。

とは言え、ブルームバロウだけではなかなかすべてを揃えるのは難しい。特に現状公開されているカードだけだと、1マナ域のクリーチャーが貧弱である。ウサギシナジーはないものの《渓間の冒険呼び》で強化できる《小癪な家ネズミ》など他エキスパンションの力も借りて行きたい。

   《太陽降下》が環境にある以上、その対策はアグロデッキたちの永遠の課題だ。ブルームバロウに対抗手段もないので、こちらもサンダージャンクションから《渓間の冒険呼び》とシナジーのある《エイヴンの阻む者》を投入してお茶を濁そう。《太陽降下》を透かすことが出来たときには、きっとゲームが決まっているはず!

  そして最後にはうさぎ界のエーデリンこと《巣穴の戦導者》を使ってみたい。きっと最後のフィニッシャーとロングゲームを支えてくれるウサギさんになってくれるはずだ。アグロ好きなら使用感を確認したい期待の一枚！

さらなるプレビューを待とう!

  そんな楽しみいっぱいのブルームバロウであるが、まだ全てのカードが出揃ったわけではない。特に1マナ域の強いウサギさんが登場することを楽しみにプレリリースまで待ちたいと思うスナガガでした。