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カードゲーマーとパブロフの犬

 最近自分の新しいフェチを知った。

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 こんな感じの長方形で未開封のものを見ると、スナガガはなんだかワクワクするらしい。性的嗜好ではないから厳密にはフェチではないのかもしれないが、見ていると興奮するのは間違いない。未開封の長方形のものをコレクションしょうかな?なんて考え出している始末だ。

 おそらくカードゲームのパッケージによる影響なのだろうが、疑問なのはなにが一番影響を与えたかということだ。一番影響を与えていそうなのはマジック:ザ・ギャザリングだと思ったのだが、私が始めた2010年ごろには入門セットのパッケージは長方形のコンパクトなものではなく、カードが良く見えるように工夫が施され、店頭に並んでも目立つようにカードより一回り大きく作られていた物が殆んどだった。

 それよりもさらに自身の歴史を遡ると思い当たる節があった!それはデュエルマスターズ最初のキャラクターデッキの「勝舞火炎デッキ」やポケモンカードゲームの「ポケモンジムシリーズ」だ。おそらくどちらも2000年代初頭かそれ以前のもので、カードがぴったり入るサイズのパッケージに、開けやすいように工夫が施されたシュリンクに覆われていたのを覚えている。当時販売されていたいろいろなカードゲームのスターターパックの基本的な形だった。(遊戯王は違った気がする)

 おそらく製造、配送、管理の行いやすさから長方形のコンパクトな形だった当時から、店頭での訴求力、商品の分かりやすさなどをあげるために合理化され今のパッケージに進化してきたのだろう。しかし幼少期に長方形のパッケージによるワクワクを植え付けられてスナガガにとっては、魅力が損なわれてしまっているのだ…!

 実際こんな感覚を持っている人は他にもいるのだろうか?もしかすると老害カードゲーマーはわりと同じ感覚を持っているんではないのかなぁと思う。もし30年後に老人向けカードゲームを作る際は、長方形のシンプルなパッケージで販売しようと思うスナガガでした。

 

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