夢のような冒険はやっぱり夢

波に揉まれ、長い時間流された少年は
不思議な場所に打ち上げられていました。

目の前を見ると
空まで届いてしまいそうな建造物が
砂浜に突き刺さるように立っていました。

少年は、こんな無人の島に
どうしてこんなロウソクみたいな
建造物が存在しているのか
全く理解できませんでした。

でも、好奇心の方が彼を駆り立てて
思い切って近づいてみました。

建造物の扉には不思議な模様が
掘り込まれていました。
少年は恐る恐るその扉を開けて中に入ると
壁一面に見知らぬ言葉で書かれた本が
ズラッと並べられていました。

その中でも一番大きな本を開いてみると
頭の上で紙を両手で持って
ハンドグライダーのように空を飛ぶ人の
挿絵がありました。
その人が持っている紙には
何やら謎の記号が描かれていました。

少年が本を元の場所に戻そうとすると、
突如、二つに折られた紙が舞い降りてきました。
開いてみると、紙には挿絵と同じ
謎の記号が描かれていました。

少年はその紙が「ここから連れ出して」と
語りかけたような気がしました。
紙を持って、暗い螺旋階段を昇り始めました。
昇っても昇っても階段は
竜巻のように果てしなく続いています。
やっとのことで建造物の一番上まで
たどり着きました。

冷たい風がやさしく少年を包み込みました。
不思議な紙はとっても嬉しそうに
パタパタとなびき始めました。
少年は何かに導かれるように
頭の上で不思議な紙を両手で持って
空中へと飛び立ちました。

青が眩しい

一面、クリームソーダのような
明るい青に満ちた空を上昇気流に乗って
どんどん昇っていきます。

高い空から見下ろすと
島々が美しい模様のように広がります。

ru♪ ru♪ ru♪ ru♪ ru♪ ru♪ ru♪ ru♪ ru♪ ru♪

突如、アラームの音が響き渡りました。
これは冒険の終わりを告げる合図なのか?
まだ、冒険は始まったばかりなのに
いつかまた、この場所に帰って来れるのかな? 
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このショートストーリーは
2007年09月30日の夢日記をもとに
Chat GPTにお手伝いしてもらいながら
書き上げたものです♪

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